こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】定期テスト(考査)の返却時間の使い方 〜時間を有効活用しよう〜」をお伝えします。
みなさんは定期テスト(考査)の返却時間はどのように使っていますか。
正直、テスト返却は時間が余ってしまいます。さらに、試験後最初の授業であることが多いため、生徒は授業をしないことを期待してやる気がないです。
この時間を有効活用しましょう!
テストの解説はテスト返却前に
多くの教員はテスト返却をした後に試験の解説をするでしょう。しかし、返却された後では解説の時間をとったとしても、生徒はなかなか話を聞かないものです。
他の生徒の点数を聞いたり、どこが間違っているかを模範解答と照らし合わせたりと解説そっち抜けで自分の興味のあることをしてしまいます。
したがって、解説はテスト返却前にしてしまいましょう。生徒の到達度が低い問題、つまり正解率が低い問題をピックアップして、解説をしてしまいます。
テスト返却後に解説をするのと解説前にするのとでは雲泥の差があります。
テストの分析
テスト返却後、生徒に試験の分析をさせます。私はテストを作成する時に、以下の点数配分で3つのレベルに分けていました。
これを使って1年間の自分の取り組みがわかるようにグラフで表せるようにしました。
「基礎問題は取れるけど応用問題や難易度の高い問題が取れないから少しレベルの高い参考書使ってみよう」など何か生徒の気づきになればと思っていました。。
A:基礎問題 50%
B:応用問題 30%
C:難易度の高い問題 20%
テスト返却
テスト返却の時は1人ずつにコメントを言っています。「前回よりがんばったなー。でも、今回はスペルのミスが多かったぞー」や「次の試験で挽回しないと進級危ういぞー」など、次の考査につなげるような声かけをします。
実は結構効果があるんですよ!!
生徒は「1人ずつにコメントを言う」=「私たちのことを見ている」と思っています。見てくれている教員には、生徒は一生懸命やりますよね。ちょっとした技です。笑
ゲーム
時間が余った場合、私はJeopardy(ジェパディ)という英語を使ったゲームを行なっています。英語だけでなく、他の教科にも使えるゲームになっていますので参考にしてください。以下に詳しく載せてあります。
オススメ書籍
最後に
今日は「【中学校・高校】定期テスト(考査)の返却時間の使い方 〜時間を有効活用しよう〜」をお伝えしました。
テスト返却後すぐに授業に入る先生方もいますが、私はあまり好きではなかったです。テスト返却はゆっくり1時間使います。
ぜひ次の試験返却の時にやってみてください。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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