こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】学級経営で使えるアイスブレイクネタ(研修ネタ)Part2 〜宝島〜」をお伝えします。
「【中学校・高校】学級経営で使えるアイスブレイクネタ(研修ネタ)Part1」では、コミュニケーション重視のアイスブレイクネタをお伝えしましたが、今回は「コミュニケーション✖️ロジカルシンキング」の活動です。
小学校高学年から大人まで楽しめるアイスブレイクネタになっていますので、ぜひご覧いただければと思います。
「学級経営で使える」と書いていますが、宿泊行事、LHRや総合的な学習の時間で使える活動になっていますので参考にしてください。
私は学級開きや宿泊行事の研修で使っていました!!
アイスブレイクの目的
アイスブレイクの基本的な目的は「初対面の人と硬い緊張感を和らげるため」です。
「アイス」=「氷」、「ブレイク」=「壊す・砕く」ということから、緊張感で硬くなっている気持ちや身体を打ち壊す(和らげる)という意味が込められているそうです。
アイスブレイクの目的を学級経営に置き換えると、「生徒理解のため」です。
アイスブレイクは学級開きやまだ学校に慣れていないGWくらいまでに行われることが多いです。この期間は言わずもがな生徒理解に集中する期間です。
ここで生徒をよーく観察して、リーダーになることができる生徒やクラスを盛り上げてくれる生徒、コミュニケーションが苦手そうな生徒を把握するようにしましょう!。
アイスブレイクしたいけど準備が大変!
以下有料記事では必要な全てのワークシートのダウンロードが可能です!
宝島ゲーム
今回のゲームのタイトルは「宝島ゲーム」です。
それでは詳しく見ていきましょう。
基本情報
対象人数:何人でも(5人以上のグループ活動が望ましい)
対象年齢:小学校高学年〜大人
所要時間:30分〜50分(説明から活動反省まで)
基本ルール
生徒は1人ずつ情報カードが数枚(枚数はグループの人数による)配られます。
それを使って生徒は「島の地図(島の名前と場所)」と「探検ルート」を完成させます。
地図を完成させるためには、生徒それぞれが持っている情報カードに書かれている内容を共有しなければいけませんがお互いの情報カードを見せてはいけないため、口頭のみで情報を共有していきます。
生徒への指示
生徒への活動の指示は、配布される「課題とルール *詳しくは以下参照」に記載されているのでそれを見るように伝えるだけです。
しかし、この活動で生徒がしてはいけないルールが1つだけあるので、それだけ伝えます。
「情報カードを同じグループの人に見せてはいけない」です。
この指示だけは強く言いましょう!
課題とルール
課題とルールには「課題」「暗証番号のヒント」「ルール」が書かれてあります。
1グループ1枚(B4〜A3サイズで作成)配布します。
情報カード
情報カードはA4サイズ1枚です。
そこには26枚の情報カード(1枚縦5cm横10cmくらい)が記載されていますので、それを1枚ずつ切って束で各グループに配布します。
地図
地図には情報カードを元に、生徒は「島の地図(島の名前と場所)」と「探検ルート」を書き込みます。
「1グループ1枚(B4〜A3サイズで作成)配布します。
振り返りシート
振り返りシートは活動に対する自分やグループの良かった点や悪かった点を評価します。
このシートは生徒と教員両方に目的があります。
生徒の目的
①しっかりと活動に参加して、上手にコミュニケーションを取ることができたかを知る。
②グループのメンバーの良いところを見つける。
教員の目的
①グループの中で評価が高い生徒はリーダーになる気質がある。
②しっかりと記入するか。
1つの目標に向かってグループで協力してできたかを確認できます。「協働」の始まりです!
進め方
ここでは進め方をお伝えします。
*基本的に主語は「教員は」となっています。
- STEP1グループ作成
- STEP2各グループに「課題とルール」「情報カード」「地図」を配る
- STEP3「課題とルール」に沿って進めていくように指示
*「情報カードを同じグループの人に見せてはいけない」ことを必ず伝える - STEP4終了チームは授業者を呼んで答え合わせ
- STEP5生徒は振り返りシートを書く
*活動がうまくいかないチームが出てきますので随時机間巡視をして声かけをする。
有料記事について
有料記事では以下4つのファイル(PDF版)のダウンロードが可能です。
①「課題とルール」
②「情報カード」
③「地図」
④「解答」
1度購入していただければ、定年まで毎年4月や5月のアイスブレイクネタには困りません。また、宿泊行事中の研修、LHRや総合的な学習で行える内容にもなっています。
それでは以下有料記事になります。見てねー!
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