みなさんこんにちは。草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】英語リーディングの指導方法 (内容一致問題) 〜英検・受験指導に活用〜」をお伝えします。
よく受験問題や検定試験の問題に「本文の内容に当てはまるものを以下のア〜エから選びなさい」が出題されています。
本文を読んで理解できれば解ける問題ですが、時間がなく全て読めないこともあるでしょう。
そんな時に使える、内容一致問題の2パターンをお伝えします。
知っているのと知らないのとでは雲泥の差がありますので、ぜひ生徒にお伝えてください!
内容一致問題は2種類しかない。
内容一致問題とは
内容一致問題は、「本文の内容に会う選択肢を選ぶ問題」です。
これは全ての種類(論説文、物語文、会話文など)の英語長文によく出題されます。そして、それぞれの大問の最後の問題に出ることが多いでしょう。
同様に、内容不一致問題も出題されることもあります。
それでは、2つのパターンを見ていきましょう
内容一致問題の2パターン
①部分照合型
選択肢と本文の一箇所が一致するパターン。
②全体照合型
選択肢と本文の複数箇所が一致するパターン。
部分照合型とは違い、そのまま一致する箇所がなく、複数の箇所にまたがっている形。
2パターンで知っとくべき3つのこと
当たり前のようであまり文字化されていないことを3つお伝えします。
①選択肢はパラグラフ順に並んでいるのが普通
②部分照合型の方が全体照合型よりはるかに多い
③部分照合型は使われている名詞に注目すると該当箇所が容易に見つけやすい。特に固有名詞。
教員が当たり前と思っていることも生徒は知らないことですので伝えましょう!!
内容一致問題の解き方
①設問を先に読む
これは内容一致問題に限らず、どの問題にも言えることです。
敵を知らずに戦うより敵を知って挑んだ方が倒す確率は上がります。
その時に注目するのはやはり名詞です。特に、あまり出てこない名詞(固有名詞)をチェックしておくと良いでしょう。
②パラグラフごとに読む
上記のように「選択肢はパラグラフ順に並んでいるのが普通」です。
したがって、パラグラフごとに読むのが定石です。選択肢の注目する名詞が出てくるパラグラフを読み、解答していきます。
③書き換えに注意
動詞・形容詞・副詞の書き換えに注意です。
動詞は、別の同じ意味を持つ同誌に書き換えられたり、句動詞(群動詞)に書き換えられたりすることがあります。
例)do away with≠abolish
*厳密には使い方が異なるが、状況によっては書き換えられなくもない
こういった忍者屋敷のようなカラクリがありますので注意が必要です。
オススメ教材
最後に
今日は「【中学校・高校】英語リーディングの指導方法 (内容一致問題) 〜英検・受験指導に活用〜」をお伝えしました。
内容一致問題は2パターン、そして解き方のポイントは3つあります。
意外と先生方が言わないのは、問題の種類です。なんとなく問題解かせて「ここの根拠は2行目なー」で終わる教員が散見されます。
もちろん、生徒本人が自分で見つけた方が頭に残りやすいですが、問題の種類ごとに解き方を教えていくのもありかなと思います。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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