こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「生徒に授業の時間を示し、見通しを持たせる」をお伝えします。
授業中に

これいつ終わるんですか?
と言う生徒がいたり、

…
気怠そうな態度をとる生徒がいたり、そういった経験はないでしょうか。
あります…よね。
そういった時に、できる技、「見通しを持たせる」はいかがでしょうか。

それでは見ていきましょう!
見通しを持たせる理由
見通しを持たせる理由は、テンポよく授業を運営するためと生徒の不安をなくすためです。
テンポよく授業を運営する
生徒が授業時間に何するかを授業冒頭で知ることによって、教員は円滑な授業を展開することができるようになるでしょう。「次の活動に移るぞ」と一言言えば、生徒は切り替えて準備を始めます。
生徒の不安をなくすため
みなさんは「先が見えないこと」にストレスと感じませんか?

感じるねー。

私はHSPなのでかなり感じますね!笑
教員の皆さんは研修やセミナーに行くことがありますよね。それらの次第に、内容や時間等が書かれているのといないのとではストレスの度合いが違いますよね。
生徒もそれと同じようなことを感じています。することや時間を示してあげたほうが良いですよね。生徒のモチベーションを管理することも授業担当者の責任なのかなと思っています。
見通しを持たせるために伝えること
伝えることは以下の6つの項目になりますが、手をかけすぎるのもいけないと思いますので学校種や学年によって使い分けをしています。
見通しを持たせるためにすること
①見える化
授業時間に「何をするのか」「その活動にかかる時間」を見てわかるようにします。板書をしたり、マグネットを作成したり、スクリーンに映したりと見える化することで見通しを持たせるようにします。
以下の図は、左側に活動内容、右側に時間を示しています。


毎回書くの?

クラスや学年によって書かない場合もありますが、必ず口頭で伝えるようにしていますよ!
②授業をパターン化
授業のルーティンを決めて、同じように進めます。
英語であれば、
「新出単語→単語音読→本文速読→T/F問題→Q&A問題→ディクテーション→本文音読」
と決まったサイクルで行えば生徒は見通しを立てることができます。
単調な授業になってしまうことがあるので、時々新しいことをすることも必要かもしれません。
最後に
今日は「生徒に授業の時間を示し、見通しを持たせる」をお伝えしました。「見通しを持たせる理由」「見通しを持たせるために伝えること」「見通しを持たせるためにすること」の3つのカテゴリーでした。
生徒の反応を見るためにも授業冒頭で今日の目標と活動内容を示してみましょう!
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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