こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「英語授業で使えるアクティビティPart19」をお伝えします。
今日は仮定法過去を使ったゲームをお伝えします。現行のカリキュラムでは高校で扱う単元ですが、次年度(2021年度)からは中学校で3年生で扱う単元となります。
生徒自身が自己表現する楽しいゲームになっていますのでぜひ参考にしていただければと思います。

仮定法過去を使ったゲーム「ユーモア王決定戦」です。
活動の基本情報
対象学年:仮定法を学習する学年(通常高校2年生) *次年度からは中学3年生から実施可能
対象人数:1クラス40人ほどまで(3人〜5人くらいのグループを作成)
所要時間 25分(問題数により増減可)
準備物:仮定法のカード・ストップウォッチ
仮定法のカード例
仮定法のカードは、以下のように仮定法過去を使った文の前半部分だけを使います。

活動概要
仮定法過去を使ったゲーム「ユーモア王決定戦」ですが、グループ内の個人戦です。カードには上の図のように仮定法過去を使った文の前半部分しか書かれていません。そのカードを生徒がめくり、後半部分を順番に1人ずつ言っていきます。
1人ずつ言うときは制限時間10秒を設け、過ぎてしまったら0ポイントです。その後、グループに1分間与えられ、グループで1番面白かった文を決めます。面白かった答えを考えた人は2ポイント与えられます。
最終的にポイントが多かった人が「ユーモア王」となります。グループごとにユーモア王が決まったら、決勝戦ということで各グループのトップが集まってもう1度対戦するのも盛り上がります。
生徒へのルール説明
1 グループ作成
2 グループ内で順を決める
3 カードを裏面で並べる
4 カードを引く
5 発表(1人10秒以内)
6 グループ内で面白い文を決める(1分間)
7 ワークシートに記入
8 繰り返す
9 クラスで共有して一緒に笑う
簡易版指導案(1時間)
基本的にはアウトプットの活動は、単元の最後に行う前提で作っています。
時間 | 教員の活動 | 生徒の活動 |
5分 | 挨拶・ウォームアップ | 挨拶をする・活動する |
15分 | 仮定法の復習 | 話を聞く・活動する |
25分 | 仮定法過去を使ったゲーム大会 | 活動する |
5分 | まとめ・挨拶 | まとめ・挨拶 |
最後に
今日は「英語授業で使えるアクティビティPart19」をお伝えしました。
こういう「ユーモア王決定戦」などの張り合う系の活動は、特に男子が張り切りますよね。今回の活動は楽しい要素が多いですが、仮定法過去を理解していないと文は作れませんし、ある程度の英語力がなければ面白い文も作ることができません。ただ面白い人を決めるゲームではなく、仮定法の理解、文の構成、英語で考えることを意識してゲームを作りました。ぜひ挑戦してみてください。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。

全員が必ず発言する活動はいいよね。

「理解しないと」と危機感を持ってくれるといいですよね。
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