こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「若手教員の雑務」についてです。
日本社会ではどの業界においても、若手は雑務をします。「みんながやってきたことだから」や「これも経験だからね」と言う言葉で片付けてしまう悪しき風習です。もちろん、それによって得られた気づきや学びがありましたが、費用対効果ならぬ労力対効果は見合ったものだったのでしょうか。
私は「若手のうちはなんでもやった方が良い」との言葉を信じて、いわゆるどの仕事も引き受ける「イエスマン」でした。当時は毎日22時頃まで勤務し、ワーカホリックでした。今となってはブログを書くネタがたくさんできたのでよかったとは思っていますが。笑
決して全員がこれらの仕事を全部するわけではありませんからね!

さて今日は、私が教員生活の中で経験した雑務を紹介します!
雑務内容
毎朝教室を解錠する
生徒が登校する前に全使用教室の鍵を開けておきました。季節によりますが、教室や廊下の窓も開けていました。
給湯室のお茶やコーヒーを準備する
「学校の暗黙のルールPart2」でもお伝えしましたが、給湯室にあるお茶やコーヒーを準備しました。ポットやコーヒーマシンをすぐに使える状態にしなければいけませんでした。
会議資料の配布
会議資料は若手が回収して集約し、1人ずつ配っていました。学校規模にもよりますが、例えば1人5枚を約50人に配ることを想像してください。集約する時点でかなりの時間を要しますよね。
得られたスキル
時短術
仕事を早く効率よく終わらせるための最短距離をすぐに考えるようになりました。見切り発車ですぐ取り組むのではなく、出来上がりから逆算して物事を行うクセがつきました。
少しの信頼
振られる仕事が初めてのことばかりだったので手の抜き方がわかないこともありとにかく一生懸命やった結果、27歳の時に副部長になりました。笑
円滑な人間関係
「一生懸命」取り組むと必ず誰かが見てくれています。その効果かは知りませんが、優しく接してくれるようになり、何よりも仕事に関して色々と教えてくれるようになりました。
最後に
今日は「若手教員の雑務」についてお伝えしました。教員も例外なく若手は雑用をしますが、実はプラスに作用することがあります。しかし、「なんでやらなきゃいけないんだよ!」と毎日思っていましたがね。笑
ぜひ参考にしてみてください。

「若い」からでさせる仕事はたくさんあるね。

自分のプラスになると思いながらやるしかないですよね。。
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