こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】学校の暗黙のルールPart2 〜文字化されていないこと〜」をお伝えします。
「学校の暗黙のルールPart1」では、学級担任は特に有給休暇を取りにくい、生徒完全下校時間(部活動終了後)より前の退勤はしにくいなどをお伝えしました。
明文化はされていませんが、「郷に入っては郷に従え」ということなんでしょうかね。
さて今日は、学校の暗黙のルールPart2をお伝えします。まだまだ暗黙のルールは存在しますよ。
暗黙のルールとは
「暗黙のルール」とは、はっきりとルールには決まっていないけれど、雰囲気としてみんなが守っているルールのことです。
実際にある暗黙のルール
土日祝の部活指導は当たり前
平成30年に「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」が公表されましたが、まだまだ土日部活動が当たり前の雰囲気があります。
以下は「適切な休養日等の設定」に関する記述です。
学期中は、週当たり2日以上の休養日を設ける。(平日は少なくとも1日、土曜 日及び日曜日(以下「週末」という。)は少なくとも2日以上を休養日とする。週 末に大会参加等で活動した場合は、休養日を他の日に振り替える。)
運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインhttps://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/013_index/toushin/__icsFiles/afieldfile/2018/03/19/1402624_1.pdf#search=%27部活動+ガイドライン%27
長期休業中の休養日の設定は、学期中に準じた扱いを行う。また、生徒が十分な 休養を取ることができるとともに、運動部活動以外にも多様な活動を行うことがで きるよう、ある程度長期の休養期間(オフシーズン)を設ける。
運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインhttps://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/013_index/toushin/__icsFiles/afieldfile/2018/03/19/1402624_1.pdf#search=%27部活動+ガイドライン%27
1日の活動時間は、長くとも平日では2時間程度、学校の休業日(学期中の週末 を含む)は3時間程度とし、できるだけ短時間に、合理的でかつ効率的・効果的な 活動を行う。
運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインhttps://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/013_index/toushin/__icsFiles/afieldfile/2018/03/19/1402624_1.pdf#search=%27部活動+ガイドライン%27
以上の部活動のガイドラインがあるにも関わらず、力を入れている部活動は無視をして練習や試合を行っているところが多くあります。
私立高校も公立高校のガイドラインに準拠するところが多いですが、基本的には学校独自のルールのため、土日祝に部活動をしているところが多くあります。
部活動に力を入れている先生は以下のように聞いてきますよね。
「草食系先生、サッカー部、土日休みなんですかー。やりましょうよ!」
休むときは休みましょう。
お茶やコーヒー等の準備は若手教員がする
若手が少し早めに出勤し、お茶やコーヒーなどを準備しなければいけない学校があります。
若手の当番制になっているところもあれば、年齢に関係なく自主的に準備をするところもあります。
長期休業期間(春夏冬休み)はジャージ着用者が多い
長期休業期間(春休み・夏休み・冬休み)中はジャージやラフな服装の教員が多いです。
部活指導あるないに関わらず、授業がない教員は軽装の人が多いです。
ジャージ代だけで結構いきますね。。。
保護者や外部の人に会う時は正装
男性は基本的に、年間通してシャツ、ネクタイ、ジャケットの服装で勤務していると思います。
しかし、クールビズ月間や上記の長期休業期間中のジャージ着用が多い時期であっても、保護者や外部の人に会うときはシャツ、ネクタイ、ジャケットスタイルになります。
オススメ書籍
最後に
今日は「【中学校・高校】学校の暗黙のルールPart2 〜文字化されていないこと〜」をお伝えしました。
土日部活指導は当たり前、お茶やコーヒー等の準備は若手教員がする、長期休業期間(春休み・夏休み・冬休み)はジャージ着用者が多い、保護者や外部の人に会うときは正装の4つをお伝えしました
学校種によっても違うと思いますが、是非参考にしてください。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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