【高校】高校2年生の学級担任の仕事 〜1番難しい学年?〜

ブログ

こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「【高校】高校2年生の学級担任の仕事 〜1番難しい学年?〜」をお伝えします。

高校2年生は生徒指導案件が多い学年です。中だるみの学年なのか、後輩ができて勢いづいているのか定かではありませんが、トラブルが多いと思います。

草食系教師
草食系教師

それではみていきましょう。下に高1と高3の担任の仕事の記事もありますのでそちらもぜひご覧ください!

高校2年担任の大切な役割

部活動生徒のケア

 高校2年生は上級生と下級生に挟まれており、部活動において両学年に気を遣うため、下に教えるストレスと上に仕えるストレスを抱えやすい学年です。

 また、3年生が引退した後は、2年生が主軸となって部活動を牽引していきますので、上級生がいないストレスもあるでしょう。

 チームや個人で良い結果が出なかったり、まとまっていなかったりすると責任を感じて精神的に病んでしまう生徒が出てくる可能性があります。

 特に、「強い」部活に考えられるでしょうか。

対応策

 学級担任としては、生徒の話を聞いてあげて客観的なアドバイスくらいしかできないと思います。

 もし部活動の顧問の方針とかけ離れたアドバイスを言ってしまったら、逆効果になる可能性があるからです。

 もちろん、事前に顧問に状況を聞いたり伝えていたりしていればしても構わないと思いますが、他の先生が関わっている場合は連携が必要になりますよね。

進路活動の基盤を作る

 進路活動が本格化してくる学年になります。生徒はまだまだ実感が湧かずふわふわしていますが、とにかく進路を意識させることからスタートだと思っています。早いことに越したことはないですもんね。

 夏休み期間中にはオープンキャンパスに行くように促します。そして夏休み以降は、学級や学年での取り組みとして、具体的な進路活動をしていきます。

 「学校調べ」「志望理由書」「小論文」「グループディスカッション」「個人・集団面接」などの、準備を少しずつ進め、高3になってからスムーズに進路活動ができるようにします。

 そのためには、個人面談を何度も行い、自分の将来について考えさせる機会を多く作ると良いと思っています。正直、そういった機会がなければ生徒は考えませんので。高2では次年度の科目選択が必ずありますので失敗しないためにも個人面談は欠かせませんよね。

高2では実感が湧かない生徒が多いのでとにかく危機感を持たせるしかないですよね!

中だるみの学年

 高校1年生は高校生活全てが初めての体験で手探りの緊張感がありますし、高校3年生は受験が目前で淡々と進路に向けて突き進むだけです。高2は高校を1年間経験しているのでサイクルがわかり、また受験もまだ現実味を帯びていません。目標が見つけにくい学年なのかもしれません。

 特に夏休みを境に、服装頭髪や生活が乱れることがあります。それは心の乱れに繋がりますので生徒指導案件が増えるのです。

対応策 

 部活動や課外活動での目標は見つけやすいと思いますが、部活動に所属していない生徒は目標を見つけにくい学年だと思います。したがって、資格や検定などの結果が見えるものを利用するのはどうでしょうか。

 もちろん、模試も偏差値で結果が見えるのですが、みなさんが高校の時は模試でモチベーション上がりましたか? むしろ私は嫌でしたので、下がっていました。

 資格や検定は自分の興味のあるものでいいと思います。とにかく夢中になれるものを見つけるのが大切なんです!

オススメ書籍

最後に

 今日は「【高校】高校2年生の学級担任の仕事 〜1番難しい学年?〜」をお伝えしました。

 高校2年生は中だるみの学年と言われています。しかし、弛ませたままでは次年度につなげられませんし、進路活動の失敗が多く出るかもしれません。キラキラな合格のために、私たち教員はネバネバと生徒に継続して言っていかなければ結果がボロボロになるのです。

 本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました