こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】Jamboardを使った英語授業のアクティビティPart2 前置詞」をお伝えします。
GIGAスクール構想により児童・生徒の1人1台端末が実現され、ここ数年で授業のやり方やあり方の変化が非常に大きいです。
ちょうど私たちはパラダイムシフトの真っ只中にいる状態でしょう。したがって、教員も探り探りで端末を使い、授業や業務に落とし込んでいます。
さて、今日は1人1台端末があるからこそ実現できる、Google Jamboardを使ったアクティビティをお伝えします。
中学校で学習する文法項目が2021年度から大幅に増えましたが、授業時数が変わっていないことを鑑みると、これまで以上に1つの単元に時間をかけられなくなってきました。
しかし、前置詞の単元は先を見据えると時間をかけた方が良い内容です。前置詞のコアイメージが分かれば、その後学習する郡動詞や熟語を理解しやすくなるからです。
前置詞は「単語を見て意味を覚える」→「絵や単語を見て意味(イメージ)を覚える(理解する)」へと学習方法が変わってきました。
参考書やインターネットの参考資料には楽しい絵や可愛いキャラクターが前置詞と共に描かれており、目で見て理解できる素晴らしいものがあります。
しかし、今回お伝えするアクティビティは、「絵と単語を見て覚える」を越えて、「触って考えて感覚的に覚える」をプラスした新しい形です。
さて、今日は「Jamboard×前置詞」のアクティビティをお伝えします。
触って考えて感覚を掴めるような新しい活動ですよー!
Google Jamboardとは?
Google Jamboardは、簡単に言うと共有できるホワイトボードです。
Google Jamboardでできることは4つあります。
- ホワイトボードに手書き・文字や図の挿入・付箋貼り付けができる
- リアルタイムで共通できる
- チームで共有できる
- Google Meetと連携できる
もっと詳しく知りたい方はググってね!笑 今回は1つ目と2つ目を使いますよ!
Jamboardを使ったアクティビティ
今回お伝えするアクティビティは「Move Prepositions」です。
それでは基本情報・活動内容・画面確認・活動ルール・活動終了後の4つをそれぞれ見ていきましょう。
基本情報
それでは活動の基本情報を見ていきましょう。
対象学年:中2以降〜
対象人数:1人以上
活動時間:5分程度
以下の使用前置詞が全て出てくる学年が好ましいですよ!
活動内容
活動内容は、「指定されたオブジェクトを移動させて、前置詞を完成させる」です。
画面には、未完成の絵、前置詞と意味が書かれています。その未完成の絵を指定されたオブジェクトを使って前置詞を作るというものです。
使用前置詞
使用した前置詞は以下の18個になります。
パフォーマンステストとして?
前置詞は英語を学習する限り、必ずつきまとってきますので私は前置詞のコアイメージをつけさせるためにかなりの時間を使います。
したがって、前置詞だけの小テストを実施したこともあります。その場合、紙とペンでもいいのですが、このジャムボードを使って解答させ、最後にスクリーンショットを撮って教員に提出という形もありなのではないでしょうか。
それでは実際の活動例を見ていきましょう!
実際の活動例
オススメ書籍
最後に
今日は「【中学校・高校】Jamboardを使った英語授業のアクティビティPart2 前置詞」をお伝えしました。
一人一台端末の導入で、「教員の話を聞く→視覚教材を見て聞く→活動して聞く」と教員が話だけをする時代は終わりました。
そして、視覚教材と教員だけが話す時代も終わりです。もちろん受験のための授業には必要かもしれませんが、これからはコミュニカティブな実践型の授業が求められるのではないでしょうか。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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