【中学校・高校】英語科教員(教師)の仕事効率化(時短)裏技7選 〜目指せ定時退勤〜

英語授業

こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「【中学校・高校】英語科教員(教師)の仕事効率化(時短)裏技7選 〜目指せ定時退勤〜」をお伝えします。

日々の業務に忙殺されている英語科教員のみなさん、お疲れ様でございます。

教科に区別をつけるつもりはありませんが、校内で仕事が多い教科はやはり主要3教科(国語・数学・英語)です。その中でも英語は、2教科に比べて群を抜いて仕事量が多いのではないでしょうか。

さて、この記事では、時間がない英語科教員のみなさんのための仕事効率化を6つお伝えできればと思います。

草食系教師
草食系教師

あくまでも”基本”ですからね!生徒実態や授業場面で使い分ければいいと思います!

英語科のみの仕事内容

 ここでは、英語科のみの仕事内容をお伝えします。

  • 各級の検定対策(講習)
  • スピーチ(プレゼンテーション)コンテスト
  • 留学生対応
  • 国際交流(校内外イベント)
  • ALT対応        

 など、英語科だけが行う仕事は様々あります。

 さらに、英語は文系・理系に関係なく、試験がある教科です。したがって、指導する生徒が非常に多く、入試時期はさらに多忙になります。

英語科教員の仕事効率化技

 それでは、仕事効率化の裏技5選を見ていきましょう。

①単語小テストは一気に作成する

 キクタンやユメタン、速読英単語など、それぞれの中学校や高校では単語帳を使った単語の小テストを実施していると思います。または、単語帳を使っていなくとも、教科書の単語を小テストする学校もあるでしょう。

 その場合、一気に作っておくと時短になります。そして、それを春休み期間中に作っておきましょう。

 3月下旬〜4月上旬に担当学年や科目がわかり、1年間の見通しを立てるためのシラバスの作成に入ると思います。シラバスの中には、単語小テストの方法やスケジュールを載せると思いますので、決まり次第1年分か学期分の小テストを作成してしまいましょう。

 作成は、単語帳に作成用のCD-Rが付属されているのでそれを活用します。

紙で行う場合は、1年分か学期分を数枚ずつ印刷してファイルに入れておくと、いちいちファイルを開いて印刷しなくても対応することができます。

②定期テストは事前に作成する

 定期テストは事前に作成することをオススメします。もちろん、同じ教科・科目の先生がローテーションで試験を作成する学校もあると思いますが、その場合、できれば長期休み期間後の最初の定期テストを作成することにしましょう。理由は明白で、長期休み期間中に作っておけるからです。

脱力系教師
脱力系教師

でも..切羽詰まらないと始められないタイプなんだよー。。

草食系教師
草食系教師

わかります。非常にわかりますけど、未来の自分の時間確保だと思ってやってしまいましょう!平日は早く帰りましょう!

 科目の場合は一人で作成することが多いため、3学期制の場合、春休み期間中に最低でも中間テストは作成しておきましょう。そして、期末テストは中間テスト終了後までに作っておくと後々楽です。

 期末テストは7月実施だと思いますが、作成するとしたら6月中でしょう。6月は、11月の次に生徒指導や学級崩壊が多い月ですので、時間確保が難しくなるかもしれません。

③ALTとの授業の打ち合わせはメールで行う

 常勤のALTの場合、空いている時間を相談して授業の打ち合わせをすればいいと思います。しかし、非常勤の場合は、授業直前に出勤し、授業直後に退勤する方も珍しくありません。

 そのため、お互いの時間を合わせにくいと思いますので、授業の打ち合わせはメールで行うのが得策です。

 私は大まかなスケジュールを春休み期間中に作成し、4月の全体教科会議の時にALTに渡すようにしています。そして、授業の1週間ほど前に、ALTに細かい授業プランをメールで送ります。その後、ALTの助言等を考慮して加筆修正したものを再度送ります。OKであれば、ALTがすぐに授業に行けるように机上にプリントを載せるようにしています。

④指導書を大活用する

 指導書は宝箱のようなものです。指導書を毛嫌いする方もいますが、教科書本文の予備知識やモデル授業等を丁寧に載せてくれているので、自分で調べるよりもかなり早く必要な情報まで辿り着けると思います。

草食系教師
草食系教師

教科書本文以外の豆知識は生徒の興味を刺激できますし、物知り感を出せるので欠かせませんよ!

 さらに、指導書にはCD-R(今はダウンロード型が多い)の中に、様々なファイルがあります。チャンクシート・要約シートなど、本当に膨大な量のファイルを入れてくれています。

 その中から、授業者の授業スタイルに合いそうなファイルや授業者が伸ばしたい能力にあったファイルを見つけると良いかもしれません。

 私はプリントで授業を進めることが多いので、指導書のファイルを少し変えて自分のプリントに貼り付けて作成していました。

⑤授業進度をアプリで管理する

 学年を跨いだり、別のクラスので授業をしたりすると「あれ?このクラスどこまでいったんだろう」と考えることはありませんか?

 私は優秀ではないので多忙になるとしょっちゅう起こります。それを防ぐためにアプリを活用すると良いかもしれません。前までは職員室に帰ってきてからエクセルに入力していましたが、今は教員もタブレット端末があるのでそれを活用します。

 時間割アプリでも標準アプリのスケジュールでもなんでも構いません。授業終了後の10秒ほどを使ってササっとメモをとりましょう。

 「あれ?このクラスどこまでいったんだろう」とわからなくなったら生徒に聞くのが1番ですが、授業の時に生徒に聞いて、足りないプリントがあった場合、職員室まで取り行かなければいけません。印刷を含めると5分〜10分かかりますのでかなりのロスになります。

教科書や指導書をPDF化して自宅で見れるようにしたり、音声データをmp3ファイルでどこでも聞けるようにしたりと他にもワークハックはありますが、「持ち帰り仕事はしない!」という体でこの記事を書いています!

⑥教材を一から作らない

 英語の授業には、活動がつきものです。

 しかし、その活動を考えるのが非常に難しいのです。例えば、「関係代名詞(主格)を使ったアクティビティを考えて作成する」となると膨大な時間がかかるでしょう。さらに、文法によってはアイディアを考えられないものも出てくると思います。

 そんな時には、このブログの作成者(草食系高校教師)のアクティビティ、パワーポイント、授業アイディアや受験対策ファイルをご活用ください。

 2時間〜3時間の授業準備がものの1分で終わります。

⑦会議は短くする

 会議は長いより短い方がいいに決まっています。

 私は英語科主任として極力会議は短くするように心がけていました。

草食系教師
草食系教師

あ、私が早く帰りたいだけですけどね。笑

 そのために「根回し」をかなり行っていました。事前に関係各所(管理職や年配の同教科教員)に報告・連絡・相談後、教科に議題として持ち込むようにしていました。もちろん他の教員の意見を聞きますが、ほとんど決定したことなのですぐに終わります。

 どうしても早く終わることができない入試問題の作成は、これも英語ネイティブに根回しをします。作成は、大問ごとに教員を振り分けますが、教科会議の3日ほど前をデッドラインにして集まった時点でネイティブに細かいニュアンスや矛盾がないかなどを見てもらいます。

 そうしておくと、割とスムーズに進むので大オススメです。

オススメ書籍

最後に

 今日は「【中学校・高校】英語科教員(教師)の仕事効率化(時短)裏技7選 〜目指せ定時退勤〜」をお伝えしました。

 仕事もプライベートも充実した人生を送るためには、仕事の効率化は必要不可欠です。職員室でカタカタする時間を減らして、生徒とワチャワチャする時間を確保しましょう。

 本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。

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