【中学校・高校】つまらない授業からの脱却 〜授業のマンネリ化を防ぐ〜

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こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「【中学校・高校】授業スタイルは常に変化させる 〜授業のマンネリ化を防ぐ〜をお伝えします。

 

草食系教師
草食系教師

みなさんはどんな授業スタイルですかー?

教員
教員

私は「問題を解かせて解説するチョークアンドトーク」だなー

教員
教員

私は「穴埋めのプリントを配布して説明する」ですね。

脱力系教師
脱力系教師

私は「ペアワークやグループワークを多く取り入れる」スタイルっすね。

十人十色という言葉があるように、教員が10人いれば10の授業スタイルがあります。

授業見学に行くとそれぞれの先生の個性や性格が見えてなんか楽しいですよね。笑

草食系教師
草食系教師

授業スタイルは人それぞれ!ただどんよりした雰囲気やマンネリ化はよくない授業ですのでどう改善していけば良いのか見ていきましょう。

授業スタイルは変える方がいい?

 1年間全授業を同じルーティンで行うには限界があると思っています。

 「そんなことなんかないよー」と思ったこれをご覧の方、あなたはとても優秀だと思います。

 私は超進学校・中堅校・教育困難校を経験してきましたが、一生懸命授業に取り組む生徒がいる超進学校でさえ同じことをずーっとしていると授業はマンネリ化してきます。

 もちろん、私の授業がつまらなかったり、説明が長すぎたりしているせいかもしれません!

 しかし、授業者は単元や内容が違うとしても同じルーティンで授業をするのって…しんどくないですか? どうせ授業をするなら変化を求めて楽しく行いたいですよね。

 したがって、基本的な授業スタイルは確立しつつ、時期、季節や雰囲気を見て授業スタイルは変える方がよいと持っています。

脱力系教師
脱力系教師

でもさ、いつ変えればいいの?

草食系教師
草食系教師

あの時ですよ。あの時!それではタイミングを見ていきましょう!

授業スタイルを変えるタイミング

 授業スタイルを変えるタイミングはズバリ「クラスの雰囲気」です。

 授業をする時は入室して、まず挨拶から始まると思いますがその時の生徒の様子を確認します。また私はすぐに授業をせずに、1つ何か(天気・時事ネタ・学校行事など)の話を挟みますがその時の反応も確認します。

 ここでだいたい「今日どんよりしてるなー」「お、今日は元気だな」などと感じて、「今日、目の前にいる生徒にはどのスタイルが適切なのか」を見極めるようにしていました。

 次のシチュエーションを想像してみてください。

 「梅雨時期、体育(シャトルラン)授業後の金曜日7時間目」

 想像しただけで「うわ、授業したくない!!」と思いませんでしたか? 

 元気なクラスも全国にはたくさんあるでしょうが大体は疲れ切っているでしょう。その時には授業スタイルの変更をするのです。

教員は咄嗟に七変化できる柔軟さが大切だと思っています!

授業スタイル実践例

 どんよりした雰囲気の時はアクティビティ以外に一斉授業スタイルは取らないようにしています。

 今日は2つの授業スタイル「個別」「ペア・グループ」、それぞれについての説明と良い点と悪い点を取り上げています。

 良い点が青色・悪い点が赤色

個別スタイル

 個別スタイル、別名「公文式スタイル」です。

 授業プリントを配布して終了した生徒から教卓に来るか、挙手して先生を呼ぶかのスタイルです。

・生徒一人一人の理解度を知ることができる。
・直接指導できる。
・学力が高い生徒はすぐに次へ進むことができ、学力の低い生徒は自分のペースで進むこ
 とができる。

・授業が進まない。
・一人一人の添削をするため、他の生徒がしっかり取り組んでいるかを把握しにくい。

ずるい生徒はプリントを持ってこないので、それを防ぐためにスクリーンに生徒の名前を写して(以下画像参照)全員の進捗状況を知れるようにしました。(スクリーンがない場合は黒板に全員の名前を書きます。)

ペア・グループワーク

 どんよりした時は1人ではなく周囲の生徒と活動をするように促しています。

 無理矢理、「はい、ここペア」「こことここグループね」と言って活動させます。「3人寄れば文殊の知恵」との言葉があるように、誰かと活動をして理解を深める授業スタイルです。 

 「教えない授業 〜実践例〜」でもお伝えしましたが、学習者が何をすればより記憶に残るかというグラフがあります。(記事参照)

 「他の人に教える=Teaching others」が1番効率の良い方法ですがこれを利用します。

・教員が教えるよりも生徒が生徒に教える活動は記憶に残りやすい。
・意欲的ではない生徒の中にはペアやグループになれば頑張るという生徒もいます。

・仲の良い生徒同士での活動の場合は生徒指導が必要になることもあります。

オススメ書籍

最後に

 今日は「【中学校・高校】授業スタイルは常に変化させる 〜授業のマンネリ化を防ぐ〜をお伝えしました。

 授業スタイルは十人十色なので、正解なんてないのです。

 「生徒の顔色伺ってるやん」と言う人もいると思いますが生徒のプラスになることができれば良いと思っています。

 本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。

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