こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】生徒の写真撮影はマスト? 〜写真で記録を残す学級経営技〜」をお伝えします。
みなさーん、学級担任をしている生徒の写真を撮りますでしょうか。
教科指導の時にはなかなか写真を撮る機会はありませんが、学校行事、総合的な学習やLHR(ロングホームルーム)の時などで撮るタイミングがおそらくあることでしょう。
写真は教室の雰囲気を作ると言っても過言ではないくらい実は大事なんです。
是非ご覧くださいねー!
写真を撮る効果
学級担任が写真を撮るということは、生徒は「私たちのことを見ている(見てくれている)。関わってくれている」と思うことでしょう。
これが意外と効果抜群なのです。
親が子供の写真を撮るように学級担任が学級の生徒の写真を撮ることは愛情表現の1つです。たとえ学級に愛情がなくても写真を撮る姿勢だけで生徒の反応は変わるものです!
写真を撮る理由
写真を撮る理由を4つ見ていきましょう。
①保護者に見せる
まずは「保護者に見せる」です。
中学生や高校生になると、保護者が来校できる学校行事(文化祭・体育祭など)があったとしても生徒が保護者に「絶対来ないで!」と言うことが非常に多いと思います。
そのため、保護者は生徒の学校での様子を知る機会がほとんどありません。しかし話を聞く限り、知りたいと思っている保護者が9割9分です。
当たり前ですよね!!!
従って、家庭訪問や保護者懇談会などの保護者と会う機会に、写真を見せるようにしています。話のネタになりますし、家で反抗期であっても学校では笑顔でいることを知ると安心する保護者がとても多いんですよ。
保護者との信頼関係を築く1つの材料になるのでは無いかと思っています。
②生徒とのコミュニケーション
次に「生徒とのコミュニケーション」です。
「写真いやだー!」「やめてー!」と教員がカメラを向けると嫌がる生徒がいますが、これもコミュニケーションの1つだと思っています。もちろん本気で嫌がっている生徒にはすぐにやめますが、大体が笑顔で「嫌だ」と言ってますので強行突破して撮ります。
「いい写真やなー!芸能人かと思ったわー」とジョークをで突破しましょう!
「写真写りいいなー」「写真だとかっこよく見えるな」と冗談まじりで言うと、「実物もな!」や「写真写りがいいってことは実物もいいってこと!」とつっこんでくる生徒がいて、カメラ一台で普段見れない笑顔を見れたり、楽しいコミュニケーションを取ることができます。
③通信・ホームページネタ
次に「通信・ホームページのネタ」です。
撮影した写真は学級通信・学年通信・学校通信・ホームページ・学校パンフレットのネタになります。しかし、写真を掲載する場合は「写真使用許可証」のような保護者印が必要な書類を発行した方が良いでしょう。
④生徒の居場所を作る
最後に「生徒の居場所を作る」です。
クラスの集合写真を撮り、クラスに飾る。実はそれが生徒の心の居場所を作ることにつながります。自己肯定感が低かったり、クラスから孤立していたりする生徒の中には、それを見て自分の存在意義を確認することもあるそうです。(心理師の方が言っていました。)
私は学級開き、行事、学期終わりなど、行事ごとに写真を撮るようにしています。写真を撮る時は1週間ほど前から生徒に言っておきます。事前に伝えておくことで、行事や終業式などをサボる生徒を防ぐための伏線にもなります。逆もありえますけどね。。。
こ
年度末には生徒と歩んできた1年間を振り返られるので本当にオススメですよ!
注意点
2022年現在、教員の不祥事が後を絶ちません。
このご時世、教員が写真を撮るだけで「盗撮!」と言ってくる生徒がいるかもしれませんので、事前にホームルームで「今日写真撮るから本当に嫌な人は教えてくれ」と言って予防線を張るようにしています。
オススメ書籍
最後に
今日は「【中学校・高校】生徒の写真撮影はマスト? 〜写真で記録を残す学級経営技〜」をお伝えしました。
意外と効果があることはお分かりいただけたでしょうか。次の学校行事から写真を撮りまくりましょう。笑
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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