月別学級経営 ~2月・3月編~

学級経営

こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「月別学級経営 ~12月・1月編~」をお伝えします。

「月別学級経営 ~12月・1月編~」では12月の「魔の11月」の余波」、「ゴールが見えている」、「個別面談」1月の「新しい気持ち」、「いつも通り」、「基準の再確認」の全6つのカテゴリーでお伝えしました。過去記事は下にありますのでそちらも合わせてご覧ください。

それでは2月と3月の学級経営は何がカギになってくるのでしょうか。早速見ていきましょう。
月別学級経営シリーズの最後の記事ですので是非ご覧ください。

草食系高校教師
草食系高校教師

ついに最後の月別学級経営シリーズです。

2月

魔の2月

「魔の6月」「魔の11月」に続いて3回目の魔の月です。学級崩壊や問題が起こりやすい月の第3位に当たる2月も注意が必要でしょう。学級の荒れは少なからずどこの教室にもあると思います。「うちのクラスは問題ないですよー」という先生がいますが、それは見えていないだけです。

 よく「うちの学校はいじめがありませんので安心して登校することができます」という校長や入試広報の人がいますが、100%ありえません。それと同じことです。

 学級の問題は「魔の◯月」に起こるのではなく、その前から始まっています。むしろ学級開きの日から始まっていると言っても過言ではありません。

 2月は1学期からの「積み重ね」が招くことが多いと思います。最初の魔の月である6月、2番目の11月でなんとか持ちこたえて2月、とうとうごまかしきれなくなって爆発するのが2月ではないでしょうか。

カウントダウンカレンダーならぬものを作成して、あとどのくらいで学級が終わるかを見える化するようにして生徒のモチベーションを維持できるようにしています。意外と効果ありですよ!

行事がない

 6月でご紹介した「学校行事がない月」に2月も当てはまる学校が多いでしょう。学校行事がない=目標がないにつながりますので、生徒は楽しさや刺激を求めて普段しないことをする傾向にあると思います。それが勉強や習い事などのポジティブなことであれば良いのですが、いじめや触法行為などであれば問題に発展してしまいますよね。

私は魔の6月同様に、レクリエーションなどの学級で楽しさを共有できることをするようにしています。学年を巻き込んで「最後にこの学年で楽しもう!」とバレーボールやドッヂボール大会を開催したこともあります。生徒は溜まりに溜まったストレスを発散できるのでいつも楽しそうにしています。

3月

学級締め

 3月は気を抜いて楽しく終わるほうが良いと思っています。4月の学級経営でお伝えした「最初は優しく接して後から厳しくなっていくタイプ」でなければ、担任の学級指導は生徒に入っていると思いますので毎日笑顔で接するくらいで私はいいと思っています。最後の1ヶ月は生徒と一緒に楽しむくらいのモチベーションでいきましょう。年度中に例え問題が起こったとしても「終わり良ければ全てよし」です。

 私は学級や学年の終わりに1年間の学校行事や授業の様子などをまとめた動画を作成して、生徒に見せています。準備はかなり大変ですが、効果はかなりあります。生徒からのその先生の評価は上がるでしょう。笑

次年度に向けて

 3月は学級担任が学級の生徒に教えられる(伝えられる)最後のチャンスです。新しいことを伝えるよりもこれまで伝えてきたことを確認し、次年度又は卒業後にもその考えや行動ができるように落とし込みましょう。

次年度に同じ生徒を担任するかはわかりません。これは私のモチベーションですが、次年度の学級担任が少しでも大変にならないような取り組みをするようにします。

最後に

 今日は「月別学級経営 ~2月・3月編~」をお伝えしました。2月は「魔の2月」「行事がない」、3月は「学級締め」「次年度に向けて」の全4カテゴリーの内容でした。

 本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。

肉食系高校教師
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3月は楽しく行きたいよね。

草食系高校教師
草食系高校教師

最後の最後ですからね。終わりよければすべてよしです。

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