【中学校・高校】保護者が学校に期待する3つのこと 〜クレームをする保護者の本心とは?〜

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こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「【中学校・高校】保護者が学校に期待する3つのこと 〜クレームをする保護者の本心とは?〜」をお伝えします。

教員のみなさん、保護者の対応に四苦八苦していませんか?

ここ10年くらいで「モンスターペアレント」という言葉が社会に浸透し認知されてきました。それにもかかわらず、理不尽なクレームの数は増加し、その内容は幼稚になってきている気がします。(経験則ですいません。)

モンスターペアレントの対応をする中で、みなさんは「なぜ理不尽なクレームを言ってくるんだろう」と考えたことはありませんか。

これはあくまでも私の推論ですが、「根本は子供のため」だと思います。そして、その中に「保護者が学校に期待することと学校が提供している教育活動や内容に大きなギャップがあるから」だと思います。

一見理不尽に聞こえる内容でも話を聞いていけば通じる部分も稀にあります。(稀に…)

それでは見ていきましょう!

草食系教師
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決して保護者を揶揄するものではありませんので承知の上でご覧いただければ幸いです。

なぜ保護者はクレームを言うの?

 まず初めに「なぜ保護者はクレームを言うの?」を見ていきましょう。

 まずは実際に起きた高校2年生5月に起きた事例をご紹介します。

保護者:「うちの子が、『友達できないし学校楽しくないから退学したい』って言ってるんですけど、何か友達を作る取り組みはされていますか?してなかったらそういった取り組みをしてください。」

 「ファ!?あれ?ここ高校だよな。友達くらい自分で作ってよ…。この手のタイプ来た!」と思って聞いていました。しかし実際に、保護者と直接話をして保護者が抱いている期待と学校の実態に宇宙とマリアナ海溝くらい大きなギャップがあることが分かりました。

保護者の期待→楽しく学校に通って欲しい。
学校の実態→勝手に作ってね。

 このように保護者の期待と学校の実態とでは、大きなギャップがあることがわかります。その大きなギャップを自分の欲や子供を心配する気持ちで埋めようとするから理不尽なクレームにつながるのではないかと思います。

学校に期待すること3選

 それでは3つのカテゴリーに分けてお伝えしていきます。

①学力を伸ばす

 期待すること1つ目は「学力を伸ばす」です。

 保護者が学校に期待することNo.1でしょう。賢くなって欲しくないと願う保護者はおそらくいないと思います。

 そして、それを見える化や数値化してくれるのは定期考査や模試の成績、その先の高校受験や大学受験の結果です。

②社会性を身につける

 期待すること2つ目は「社会性を身につける」です。

 「学校は社会の縮図」や「社会に出るまでの練習の場所」とよく言われますが、”社会性”って何を指すのでしょうか。

 私は恥ずかしながら明確に説明することができませんでしたので、調べたところ以下の2つではないかと思いましたのでご紹介します。

1. 対人能力
2. 集団の適応能力

1. 対人能力

 対人能力は、家族だけの人間関係だけでなく、友達・先生・地域の方など様々な人と関わり、適切な対応やコミュニケーションを学んでいくことです。

 普段の学校生活だと関わる範囲が狭いのでなかなか身につけられませんが、修学旅行・文化祭・地域のゴミ拾いなど、学校行事を通して対人能力を学んでいくことを保護者は期待しています。

2. 集団の適応能力

 集団の対応能力は、集団の中での立ち位置や過ごし方を学ぶことです。

 学生生活が終了すると社会人の1人として生活することになりますが、大半がどこかの団体に所属することになるでしょう。学級・学校・部活等の集団生活を通して、社会に通用する能力を身につけることを期待しているのではないでしょうか。

③道徳心を伸ばす

 期待すること3つ目は「道徳心を伸ばす」です。

 道徳心とは、良いことは良い、悪いことは悪いと善悪の判断ができる心のことです。

 昨今、この道徳心、いわゆるモラルの低下がSNS発信で明るみになってきています。バカッターと呼ばれるTwitterにバカなこと(法に触れるようなこと)を載せる10代が後を立ちません。

 刑事事件まで発展するものがあり、善悪の判断がSNSでバズるかどうかになっているのが恐ろしいです。保護者は、善悪の判断がしっかりとできることを期待していますね。

裏側は?

 ここでは「裏側は?」を見ていきましょう。

 表向きは、上記の3つかもしれません。裏側はどうでしょうか。

 保護者が学校(中学校・高校)へ期待することの1つとして、上記のツイートのように「学校で長く過ごすこと」が挙げられるではないでしょうか。

 また、「家で注意できないことを学校で注意して欲しい」というのもあるかもしれません。これはレアなケースですが、以前担任した保護者がよく「ちょっとうちの子には言えてない(嫌われたくない)ので先生から言ってもらえますか?」と言ってきたことがありました。

 保護者とその生徒の関係が悪くならないように、仲介役を担任に依頼するのでしょう。

草食系教師
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9割9分の保護者の皆様は学校の教育にご理解いただいていますが、1分の方なんです。そうなんです。

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最後に

 今日は「【中学校・高校】保護者が学校に期待する3つのこと 〜クレームをする保護者の本心とは?〜」をお伝えしました。

 保護者の期待(ニーズ)を埋めることも教育サービスを提供する(私立)学校としては必要な考え方かもしれませんね。

 本日は以上です。ありがとうございました!!!

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