こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】教師(教員)の仕事の優先順位 〜定時退勤のための仕事効率化〜」をお伝えします。
みなさん、いつも何時まで仕事をしていますか?
経済協力開発機構(OECD)が実施した国際教員調査「TALIS 2018」では、「日本の中学校教員の労働時間が世界一長い」と明らかになりました。中学校だけでなく、小学校や高校等も労働時間は非常に長いのが現状です。
しかし、仕事がとても早く定時退勤している”ツワモノ”も学校現場にはいます。
私はその”ツワモノ”を目指し日々様々な工夫をしています。決して仕事放棄や仕事拒否をするのではなく、仕事はしっかりと引き受け、自分の評価も上げる工夫です。
少しでも早く帰るための簡単な技です!
1日の初めにすること
まずは1日の初めにすることを見ていきましょう。
1日の初めにすることは「To Do List =することリスト」を作ることです。出勤時の電車やバスの中で考えたり、出勤した最初の3分くらいを使ったりと自分の方法で構いません。
「To Do List =することリスト」は必ず目に入る場所に付箋で貼りましょう(作りましょう)。私はパソコンのキーボードの横に実際の付箋を貼ったり、パソコンのトップ画面の目立つところにWIndowsの付箋機能を使って常に表示させたりしています。
1日の最初は頭の整理からスタートです!
リストの作り方
次に、リストの作り方を見ていきましょう。リストもただ作るのではなく工夫すると仕事が捗ります。
リストは以下のように具体的に書いた方が付箋を見てすぐに行動に移すことができます。抽象的な書き方だと改めて考え直さなければいけませんので時間がもったいないです。
さらに私は、A・B・Cで重要度を決めます。
Aが最重要でB以降は重要度が下がっていきます。
それでは実際のメモを見ていきましょう。
優先順位のつけ方
それでは優先順位の付け方を見ていきましょう。
仕事の優先順位は「相手が関わるか・学校(学級)運営に関わるか・自分だけが関わるか」の3観点で判断しています。
①相手が関わるか
1つ目は「相手(同僚・企業)が関わるか」です。
仕事をする相手がいて、相手の仕事(すること)が滞るかどうかで優先順位を決めます。
以下のAは「保護者に17時に電話をする」という内容ですが、今日できなかったり電話が遅れてしまったりすると保護者は予定を立てらません。また、その保護者の三者面談の日程によっては他の保護者に日程の変更をお願いする場合もあるかもしれません。
また、それによって保護者の信頼が下がってしまうこともあるでしょう。
②学校(学級)運営に関わるか
2つ目は「学校(学級)運営に関わるか」です。
以下のBは、期日までに申し込みを行わなければ、生徒は英検を受験できなくなります。年間行事にも記載されていることが多いので学校運営に影響が出ますし、大問題に発展してしまいます。
学校(学級)運営に関わるのは基本的にAですが、Bであるのは作成期日が4日もあるためです。
③自分だけが関わるか
最後に「自分だけが関わるか」です。
他の人(同僚・企業)が関わらない、自分だけが行う仕事です。
以下のCは基本的に自分だけで行う活動ですよね。遅くなったとしても影響が出るのは自分だけですので優先順位は低いです。
空き時間・スキマ時間を最大限に利用
私は空き時間・スキマ時間が勝負だと思っています。
中学校・高校は放課後に部活指導がありますので時間が取れません。したがって、空きコマを最大限に利用したいところです。
周りの先生とのコミュニケーションも大切ですが「早く帰りたい」に勝るものはありません。笑
オススメ書籍
最後に
今日は「【中学校・高校】教師(教員)の仕事の優先順位 〜定時退勤のための仕事効率化〜」をお伝えしました。
「To Do List =することリスト」により見える化する大切さ、リストは抽象的ではなく具体的に、優先順位の考え方、空き時間を最大限に使うの4つの観点でお伝えしました。
今後の皆さんの仕事の役に立てればと思います。ぜひ参考にしてください。ありがとうございました。
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