【中学校・高校】夏休み(夏期休業)期間中の教員の仕事8選 〜何しているの?〜

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こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「【中学校・高校】夏休み(夏期休業)期間中の教員の仕事8選 〜何しているの?〜」です。

教員のみなさん、こんなこと言われたことありませんか?

学校の先生って夏休み暇なんでしょ?

学校の先生は夏休みがあっていいわねー

私はこれまでに多々このようなことを言われてきました。

はっきり言います!!!!決してそんなことはありません!!!!!!

生徒対応が学期中よりは減るので、多少時間的な余裕はあるのは事実ですがすることは山のようにあります。

さて、今日は実際のところ学校の先生が何をしているか、または教員は何をした方が良いのかを一緒に見ていきましょう。

草食系教師
草食系教師

教員が夏休み期間中に何をしているのかを全てお伝えしますよ!

教員の仕事

 それでは、教員が夏休みにしていることを見ていきましょう。

①部活指導

 1つ目は部活指導です。

 教員の夏休み期間中の仕事で1番イメージができるのは部活指導ではないでしょうか。

 ガイドラインには土日3時間程度と記載されていますが、実際のところ運動部は午前・午後と練習や試合をしているのが現状です。

 特に、練習試合をすることが多く、他校に行ったり他校が来たりするのでとても忙しいです。

②夏期講習

 2つ目は夏期講習です。

 これは公立・私立や中学校・高校によって講習の有無がありますが、私がこれまで勤めてきた私立学校では必ず実施していました。

 教科は、主要3教科(国語・数学・英語)を軸に、2教科(理科・社会)が実施されており、講習内容は「1学期授業内容の復習」「模試・受験対策」「検定対策」などがあります。

 毎日行う講習もありますが、全10回5日間と時間を決められて行う講習もあります。夏休み期間開始前に、生徒に日程や時間割を示した上で申込書を配布します。

 生徒から講習代を徴収して行うこともありますし、無料で行う場合もあります。

③三者面談

 3つ目は三者面談です。

 三者面談は学年によって全員実施や希望者のみ実施に分かれています。中学・高校3年生は進路選択がありますので全員実施が多いのではないでしょうか。

 進路選択は生徒にとっては人生のターニングポイントですので、学級担任は最善の選択ができるようにかなーーーーーり調べます。

草食系教師
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これが結構時間かかります!ただ人生の分岐点に関われるのは幸せなことです!

④進路指導(3年生限定)

 4つ目は進路指導です。

 三者面談で具体的な進路の方向性(専門学校・短期大学・4年制大学・就職)が決まったら合格するための対策をしていきます。

 学力試験を伴う一般入試の場合は講習で補えますが、学級担任がする進路指導は、学校推薦型入試(旧推薦入試)、総合型選抜(旧AO入試)や就職試験がメインになります。

 以下のいずれか(選抜方法一覧参照))の選抜方法になりますので、個別指導が必要です。

選抜方法一覧
  • 面接(面談)
  • 口頭試問
  • 小論文
  • 志望理由書
  • 願書
  • エントリーシート
  • プレゼンテーション

 専門学校の総合型選抜(旧AO入試)のエントリーは5月頃から始まりますが、その他は夏休み以降から出願が始まります。

 通常授業が始まると放課後に2時間くらいしかありませんので、夏休み期間を利用して試験に対応できるようにしておきます。

 1日1人学校に呼んだとしたらちょうど1ヶ月くらいですので、あっというまに夏休み期間は終了になりますね。

草食系教師
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平日の放課後に必ず時間を作れるとは限らない(突然の生徒指導問題発生など)ので時間の取りやすい夏休み期間中にある程度対策してしまいましょう!

⑤教科個別指導

 5つ目は教科の個別指導です。

 講習が実施されるかどうかに関係なく、受験する生徒や勉強意欲のある生徒は先生方に質問をするために登校します。

草食系教師
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最近はオンラインでの対応もしています!

⑥教材研究

 6つ目は教材研究です。

 言わずもがな、夏休み期間中は2学期の貯金作りをしましょう!!!!! 2学期は生徒指導問題が起こりやすい期間ですし、3年生の学級担任は進路指導があると思います。教材研究する時間なんかありません。

 そのため、先を見据えて可能な限り教材研究してしまいましょう。できれば2学期の中間試験と期末試験の作成をしてしまうことを強くオススメします。

⑦校務分掌

 7つ目は校務分掌です。

 2学期以降に行われる行事に向けての準備です。進路指導部は「3年生の進路活動について」、教務部は「科目選択について」、生徒指導部は「体育祭や文化祭について」等、それぞれ忙しい時期に入ります。

⑧校内外研修

 最後に校内外研修です。

 校内の研修内容は「アクティブラーニングについて」「ICT機器の使い方・実践例について」「生徒対応について」などがこれまでに実施されました。

 校外研修は「性の多様性について」「学習障害の生徒との関わり方」などの講演が行われ、希望者(強制の場合も有る)が参加します。

オススメ書籍

最後に

 今日は「【中学校・高校】夏休み(夏期休業)期間中の教員の仕事8選 〜何しているの?〜」をお伝えしました。

 これを読んでもらったら「学校の先生って夏休み暇なんでしょ?」「学校の先生は夏休みがあっていいねー」なんて言葉はもうでないでしょう!笑

 本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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