こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】掃除の重要性!教室の乱れは心の乱れ 〜学級経営技〜」をお伝えします。
「教室の乱れは心の乱れ」は学級経営の基本の考え方です。
そして、私は学級経営の中でも1番と言っても過言ではないくらい大切な考え方だと思っています。

教室整美は大切だよねー。

落ち着かない学級や問題の多い学級は教室が汚いことが多いですね!それでは具体的に教室のどこに注意を払い、教室美化に努めれば良いかをお伝えします。
気をつける4つの場所
教室美化をするときに、注意すべき4つの場所をお伝えします。

黒板
まずは黒板です。
「黒板は生徒を映す鏡」と言われていますので1番気を使うポイントです。
隅から隅まで汚れがなく、可能であれば何も書かない状態を保つことが大切です。もちろん、日付や日直を書くこともあると思いますが、それも丁寧に書くことをお勧めします。
私の所感ではありますが、黒板が汚いと生徒の落ち着きがないように感じられますし、そういう時に限って生徒指導案件が起きたりします。
机と椅子の配置
次に、机と椅子の配置です。
机を並べる時は、「タイル◯個分」と決めて配置した方が前後左右揃えられてキレイに並べられます。
前後左右に「バミリ」をする先生もいるのではないでしょうか。
また、椅子の位置も注意です。机の真ん中に置くと教室の雰囲気がビシッと締まります!

横や後ろの壁にくっつけたがる生徒がいますが、学級崩壊のサインの1つですので必ず戻した方が良いですよ!
カーテン
そして、カーテンです。
カーテンを使っていない時は留めましょう。
タッセル(カーテン留め)がある場合はそれに束ねたら良いですが、ない場合はどうしても汚く見えてしまいます。
私は100均にあるカーテンタッセルとシールで貼る鍵をかけられるようなものを買います。(説明が下手ですいません)
掲示板
掲示板はほとんどの学校が黒板の横にある場合が多いと思いますが、黒板と同じように生徒を映す鏡だと思います。A4やB5等の紙のサイズごとに貼ったり、書類の種類別に分けて掲示をしています。

ここまでする必要ある?

ありますよ!細かいところに気を遣っていると生徒に「この先生、よく周りのこと見ている」と印象付けられるので学級経営がしやすくなります!
おまけ
人事が発表されて学級担任になることが決まったら、該当学年の教室を見に行きましょう。
教室によって外の景色が変わる場所、床の色や壁の色が違う場所があると思います。
もし学年裁量で教室の場所を変えられるのであれば、絶対以下の2つのところを選んでください!
教室の位置
教室の位置は、よく大人(教員・来校者)が通る場所をオススメします。
生徒に少しでも見られる可能性があることを意識させておくことが狙いです。
また、明るい教室を選ぶと良いです。教室が暗いクラスは気持ちも暗くなるのか問題が起きることが多かったです。
床の色
床の色は綺麗な教室を選ぶことをオススメします。
学校や教室の老朽化によって床を張り替えたり、黒ずんでいることがあると思いますが避けた方が良いでしょう。上記の「教室の位置」と同様に、教室が暗くなる可能性があります。
最後に
今日は、「教室の乱れは心の乱れ 〜学級経営技〜」をお伝えしました。
学級崩壊の一歩は教室の乱れからです。担任1年目と2年目の時はほとんど毎日生徒下校後に教室に行き、上記の場所をチェックして整頓・掃除をしていました。
大変ですのであまりオススメしませんが効果は抜群です。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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