こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】教員(教師)は精神疾患が多い? 〜ストレスが原因の心の病気〜」をお伝えします。
心の病気を患う人が増えてきたね…
激務からなのか、人と関わる仕事だからなのか、それぞれの理由はありますが増えています…
みなさんは教員をしていてストレスを感じることはありますか?
「仕事上でのストレスは…全くないですね」と言う教員は魔術師か余程の天然かどちらかでしょう。
ご存知のようにとてもストレスの多い職業です。
果たしてなぜストレスを抱えるのでしょうか。今日はその謎に迫っていきたいと思います。
なぜ教員はストレスが多いのか?
仕事量が多い
「仕事量が多いんじゃああああ」と思った経験はありますよね。
教員はそれぞれ「学級担任・教科指導・部活指導・校務分掌・行事・委員会・学年」などに所属しています。
1人7役以上を担当するのです。
「学級(学年)」のトラブル・部活の大会前・主要行事前」と仕事量がフルコンボとなると決して回りません。そのストレスは多大なものになります。
仕事のほとんどが人対人
教師ほど「人間関係ばかりの職業」はありません。
ホームルームに行けば自分の学級の生徒、授業に行けば他学級・他学年の生徒とも向き合わなければいけません。
それが楽しいというのもありますが。笑
職員室に戻ると管理職や同僚がいます。教科書会社や大学の入試広報などの外部の人ともコンタクトを取る必要があり、人間関係が絡みに絡み合っているのが学校現場です。
脱力系先生、仕事上でのストレスの原因第1位はなにかわかりますか?
んー、なんですか?
「人間関係」なんですって。そして、教員は最もストレスの多い職業の一つなんだって!
なるほど!
円滑な人間関係こそ、ストレスをなくすコツですね。
過去5年間の精神疾患による休職者
過去5年間の精神疾患による求職者の推移を見てみると毎年5000人の方が精神疾患を理由に休職をしています。
公立学校教職員のみの数値になりますので、私立学校をいれるともう少し増えるでしょう。
さらに、休職者のみの結果ですので、離職者を足すとさらに増えるでしょう。
精神疾患になるきっかけは?
精神疾患になる可能性は誰にでもあります。
きっかけは十人十色ですが人と関わることが多い仕事だからこそ10人いたら10通りあると思いますが、何がうまくいっていないのか主なきっかけは3つあります。
①生徒との人間関係
生徒との人間関係って難しいですよね。むじいいい。
ただ笑っていてもダメですし、強く指導しすぎると離れていきますしね。ちょうどいい塩梅がわからないと適切な距離を保つことができないのです。
中高生は多感な時期なので教員の一挙手一投足に敏感に反応します。言葉選びや立ち振る舞いで「いい」「悪い」を瞬時に判断されてしまいます。
②保護者との人間関係
保護者との人間関係はみなさんどうですか。
基本的に保護者と会う機会は年に数回だけですので問題ないかと思います。
しかし、いわゆるモンスターペアレントがいる場合はとてもとてもしんどいでしょう。
理不尽な謎の要求にはとても手を焼きますが一貫姿勢でいると徐々になくなってきます。また、それでも収集がつかない場合は学年主任か学年の生徒部担当に丸投げしましょう。
③教職員との人間関係
同僚や上司との人間関係に辟易している人も少なくはないでしょう。
人間ですから合う人も合わない人もいます。仕事と割り切って感情を捨ててとりあえず協働すればいいんですよ。笑
特に、上司とうまくいかないケースが多いです。口うるさくパワハラと受け取れる発言をする人はどこにでもいます。
私はその人と仕事をするときは「その仕事の優先順位を上げて言われたこと以上のことをする」ということを心がけています。負けず嫌いなのです。笑
体と心のサイン
精神的にしんどくなると体や気持ちに変化が現れます。「休め!!」というサインです。
オススメの本
最後に
今日は「【中学校・高校】教員(教師)は精神疾患が多い? 〜ストレスが原因の心の病気〜」をお伝えしました。
「なぜ教員はストレスが多いのか?」「過去5年間の精神疾患による休職者」「精神疾患になるきっかけは?」「体のサイン」の4つのカテゴリーでお伝えしました。
仕事量は多いし、生徒・保護者・教職員との人間関係に辟易することもありますが生徒がいるから頑張れるところもありますよね。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
コメント