こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「HR(ホームルーム)教室の配置は大切?」をお伝えします。
みなさん、タイトルを見た時に「ん?」と思いませんでしたか? これは学校によって違いますが、年度開始前にクラスの配置を決められる学校があります。各学年が使用するフロアや教室は決まっていますが、クラスの配置は学年に任せるというところも少なからずあります。
実はその教室選びが、1年間の命運を握っていると言っても過言ではないくらい大切なんですよ。ぜひご覧ください。
「どこでもいいよ」という先生がいますが、違うんですよ!
基本的な教室配置
横並びの教室の場合は、奥か手前から若い番号(1やA)順になると思いますが、以下の図のような場合はどうでしょうか。4クラスあると仮定すると、どこを選んでも基本的には良いでしょう。先生方はどこを選びますか?
HR(ホームルーム)教室の選び方と効果
光がよく入る教室
光がよく入る教室を選びましょう。山に面していたり隣に建物があったりすると光が入りにくいですので可能な限り、光が入るところがお勧めです。特に、朝が明るいと良いです。
雨の日や曇りの日の生徒の状態はどうでしょうか。いつもより暗い感じはしないでしょうか。暗いよりは明るいほうが人間誰しも気持ちが高揚しますよね。
暗い教室で授業をすると暗い生徒や陰湿な生徒になると言われています。逆に、明るい教室は明るくて明朗な生徒になると言われていますよね!
設備がキレイな教室、特に”床”に注目
学校は教室によって経年劣化で床、掲示板、黒板、ロッカーなどの教室の設備が傷んでいるところがあります。どの先生も嫌だと思いますので勝負になりますが、可能な限り、避けましょう。学級開きの最初のスタートが教室設備の「不満」からは嫌でしょう。
教室によっては床の色が違ったり、張り替えで状態に差があったりします。過去のクラスが丁寧に使っていた=学級経営がうまくいっていたという事に多少なり繋がっています。さらに、上記の「光がよく入る教室」と関係するところですが、キレイな床は光が入る事で教室を明るくします。
教室の乱れは心の乱れです。設備が傷んでいるとやはり心の乱れにつながる可能性が出てきますよね。キレイな教室をゲットしましょう!
よく見られる教室
周りからよく見られる教室を選びましょう。つまり、大人(教員や外部の人)がよく通る教室です。実際に、みなさんも想像してみてください。これまでの学年や学級で職員室に近い教室や階段に違い教室はトラブルが少なくなかったのではないでしょうか。もちろん、学級担任の力にもよりますが。。。
「見られている」=「しっかりしないと」ということにつながり、トラブルが起きにくい学級になると言われています。
最後に
今日は「HR(ホームルーム)教室の配置は大切?」をお伝えしました。「基本的な教室の配置」と「HR(ホームルーム)教室の選び方と効果」の2つのカテゴリーの内容でした。
教室を選択できる学校の先生方はぜひ次年度の教室配置の時に参考にしてください。本日は以上です。読んでいただきありがとうございました。
こんなこと知らなかったよー。
私も教えていただきました!そこから色々と観察するようになりました。
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