こんにちは、草食系高校教師です。
今日は、「デジタル教科書のメリットデメリット」についてお伝えします。

教科書ってアナログ(紙)とデジタルどっちがいいんだろうね!

んーどっちなんでしょう。悩みますね。今日はメリットとデメリットをお伝えします!
2021年現在GIGAスクール構想により学校のICT化が急速に進められています。
全国の学校にWi-Fiが設置され、プロジェクターや電子黒板が導入される日も近いのではないでしょうか。また、生徒1人1台タブレットやパソコンを使って授業を受け、紙を使っての授業やテストも近い将来無くなるのではないでしょうか。
私は実際にデジタル教科書(教員のみ持っている)を使って授業を行い4年目になります。私は英語科ですので、英語に特化した内容になりますがぜひ参考にしていただければと思います。
✅デジタル教科書のメリット
✅デジタル教科書のデメリット
メリット

もうねー、メリットだらけ!!
単語のフラッシュカード
単語のフラッシュカードを使って効率よく授業をすることができます。
画面に映せば生徒は単語を見ることができますし、音声もすぐに出せるので音読活動ができます。これまではA3の紙に単語を印刷して見せたり、印刷したものをラミネートしたりして生徒に見せていた先生方もいると思います。また、音声は大きいCDデッキを持って行って聞かせていたと思います。
しかし、教師版のデジタル教科書があれば指一本ですぐに視覚・音声教材として使うことができます。
教科書本文の編集・再生
教科書本文の編集・再生をすることができます。

教科書問題の表示
教科書に書かれている問題(Q&A・T/F問題・文法問題・要約問題など)を表示することができます。
これまでは問題や解答を板書していたと思いますがデジタル教科書があれば必要ありません。タップするだけです。
映像教材
教科書会社によりますが背景資料として映像教材が入っていることがあります。視覚教材があると内容のイメージがつきやすいので有効です。
板書の時間がなくなる
単語・教科書本文・教科書問題など本文に書かれていることは基本的に映し出すことができますので書く必要はありません。これまで板書に費やしてきた時間を別の活動に変えることができます。
デメリット
生徒の体調
デジタル教科書は基本的にスクリーン・モニター・黒板に映し出して使うものです。
実際に生徒に言われたことですが生徒は常に画面を見ているため「目が痛い」「目が疲れる」など体調面に多少影響を及ぼしています。
機会トラブル
デジタル教科書を使うときはパソコンやタブレットを使いますのでそれらに不具合があれば授業は滞ります。また、稀にデジタル教科書内で「音声が出ない」「教科書本文が表示されないなどの」不具合が起こることもあります。
最後に
今日は「デジタル教科書のメリットデメリット 〜導入4年目〜」をお伝えしました。
デジタル教科書は非常に便利です。教員の教材研究の時間の削減にもつながりますし、板書をほとんどしません。
したがって、授業時間の短縮ができ生徒の活動時間を増やせることができるのです!
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
コメント