こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「日本人の英語力 〜スピーキング編〜」をお伝えします。
「日本人=英語が話せない」、私が海外の人と会話をしていてよく言われることです。実際、日本人の英語力、特にスピーキング能力は世界的に見てかなり低い水準にあります。
今日は「どのくらい日本人のスピーキング能力が低いの?」・「英語教育の変遷(省略ver)」・「中高生の現状」・「授業で手軽にできるスピーキング活動」の4つをお伝えしました。
ぜひご覧ください!
どのくらい日本人のスピーキング能力が低いの?
海外のニュース(Ecomist)で「Where are the world’s best English speakers?=世界のベストな英語話者はどこの国か」という記事があります。そこには非英語圏の国が英語話者として優秀か、”Very High” “High” “Moderate” “Low” “Very Low”のランク付けされています。では、日本はどのランクに位置付けされているでしょうか。
それは… ”Low”です。アジア圏内で見てみるとフィリピンとマレーシアは”High” 、隣国の中国と韓国は “Moderate” となっています。母国語がアルファベットを使うか、または別の文字を使うかも結果に関係するかもしれませんが、日本語と文法が似ている韓国語や日本語と同じように漢字を使う中国語よりも日本は低い水準になっています。
英語教育の変遷(省略ver)
文科省はこれまで日本人の英語4技能の向上のため、様々な方針を打ち出してきました。それでは見てきましょう。
小学校では2011年4月1日から小学校5・6年生において「外国語活動」が必修化。2020年には小学校高学年で英語が教科化されました。
さらに、中学校では2013年に「英語の授業は英語で行う」ことが「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」で発表されました。
そして高校では、延期となりましたが、2020年度実施の大学入試から、英語民間試験の成績を共通テストに使用する予定がありました。
中高生の現状
私は10年間英語教員をしていますが、私の所感は英語スピーキング能力はほとんど変わっていません。主に高校で教員をしてきましたが、やはり高校入試や大学入試問題が知識編重型であるため、訳読式や文法学習中心の授業にせざるを得ないのが現状です。
しかし、意識は多少変わってきています。理由は主に3つあります。1つ目が教科書がスピーキングを取り入れている内容が増えていること、2つ目英語民間試験の成績を使う予定であったこと、そして3つ目が在日外国人が増えているため、肌でグローバル化を感じられるようになったからです。
授業で手軽にできるスピーキング活動
私は授業で、以下の記事にある「スモールトーク」を毎時間取り入れていました。「自分のことを100個英語で言おう」を目標として、同じ学年で2年間行いました。
最後に
今日は「日本人の英語力 〜スピーキング編〜」をお伝えしました。今日は4つ「どのくらい日本人のスピーキング能力が低いの?」・「英語教育の変遷(省略ver)」・「中高生の現状」・「授業で手軽にできるスピーキング活動」をお伝えしました。
英語は教科ではありますが言語の1つで、あくまでもコミュニケーションツールの1つです。やはり生徒のスピーキング能力も高めたいと思いますよね。
本日は以上です。ありがとうございました。
やっぱり日本人のスピーキング能力は低いんだね。
知識編重型の入試制度を変えなきゃなあと思ってしまいますね。。。
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