こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「英語授業で使えるアクティビティPart12」をお伝えします。
2020年度実施の入試から英語民間試験の成績を共通テストに使用する予定でしたが、文科省が11月1日付で延期を発表し、改めて授業の方向転換を考えなければいけなくなりました。
学科試験のみとなったことで英語4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)のうち、受験を考えるとどうしてもリーディング・リスニング・ライティングに重点を置かざるを得ない状況です。
しかし、英語は、教科ではありますが、言語でありコミュニケーションを取る手段です。受験では使わなくとも卒業後に少しでも英語を話せるようになってもらいたいと思っています。

今日はスピーキングの活動、「スモールトーク」をお伝えします!
スモールトークとは
スモールトークとは世間話やちょっとした雑談のことです。「今週末どこかいくんですか?」や「いつも何時に起きるの?」など、みなさんも同僚とすることがあるでしょう。それを英語で伝えられるようにしようと考案したものです。
私はこの活動を2年間(高1〜高2)行いましたが、「自分のことを英語で100個言えるようにしよう」というテーマで行っていました。
基本情報
対象学年:中1以降
対象人数:何人でも可能(ペア活動)
所要時間:毎授業5分〜10分
準備物 :スケジュールシート(年度始めに配布)・タイマー(スクリーンで映し出せるものがあ
ればさらによい)
ルール説明
・30秒〜1分は英語しか話せない(日本語を話した人はイエローカード。3枚溜まるとアウ
ト。)
・指定された時間内は止まることなく英語をひたすら話す
・テーマはスケジュールシートに沿ったもの
・可能な限り暗記をする(丸々読むのはあまり良くない)
進行方法
① 3分準備
② ペアでジャンケン
③ 負けた生徒から行い、時間経過後交代
④ 生徒数人に当てて発表してもらう
質問例
年度始めにシラバスとスケジュールシートを配布しますが、授業時間ごとに「◯月◯日_______」のようにテーマを載せるようにしていました。今日は10個のテーマを紹介します。
最後に
今日は「英語授業で使えるアクティビティPart12」をお伝えしました。やはり英語は、教科ではありますが、言語でありコミュニケーションを取る手段です。このような活動をしていけばもっと英語を話したいと思う生徒も出てくるのではないでしょうか。何事も継続は力なりだと思います。
本日は以上です。ありがとうございました。

日本人はやっぱりスピーキング能力が低いよね。

6年間勉強して話せないのは教育のせいですよね。
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