こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「英語授業で使えるアクティビティPart22」をお伝えします。
中学校3年生で学習する「分詞(後置修飾)」を使ったカルタゲームです。分詞の後置修飾は準動詞の中でも1番と言っても過言ではないくらい生徒にとっては難しい単元です。
現在分詞を入れた文章だと「~ingだから動名詞じゃないの?進行形じゃないの?」という声が多く聞こえますし、過去分詞だと「受け身じゃないの?」との疑問の声があります。
中学校3年生までに~ingを使った文や-ed(過去分詞)を使った文が出てきますので混乱するのでしょう。今日は分詞後置修飾の語順感覚とリスニング能力を伸ばす活動をお伝えします。クイズの要素もありますので楽しいものになっています。是非ご覧ください。

活動する前は活動の意味を伝えなきゃいけないですよね!
基本情報
対象学年:中3以降
対象人数:1クラス40人ほどまで(ペアかグループ活動)
所要時間:15分
準備物:カルタカード(多く作ると長く活動ができます)、質問文
カルタカード例
カルタカード例になりますが、色を変えているのは、色によって点数を分けているからです。青=5点、
赤=4点、黄=3点などと決めておくと良いでしょう。事前に生徒に告知してもいいと思いますが、最後に言ってたほうが盛り上がると思います!

活動概要
それぞれのペア(グループ)に作成したカルタカードを配布します。生徒は絵が描かれてある面を上にして机上にランダムで置きます。
その後、以下の例のように教員が言った文に当てはまるカルタを取ります。

第1問:This is a book written by Natsume Soseki.

(どれだ・・)はい、ゲットー
「This is a book written by Natsume Soseki.」であれば、「夏目漱石によって書かれた本」という意味ですので、それにあった「坊ちゃん」や「吾輩は猫である」などのカルタを取ります。
生徒へのルール説明
・配られたカルタを机上に並べる
・教員が伝える分詞を使った文に合っているカルタを選ぶ。
・ポイントが高かった生徒が優勝
・お手つきは1回休み
・爪に気をつけること
爪による怪我に気をつけるように注意喚起を!
質問例
以下が質問例ですが、
最後に
今日は「英語授業で使えるアクティビティPart22」をお伝えしました。中学校3年生で学習する「分詞(後置修飾)」を使ったカルタゲームでした。分詞後置修飾を使った文の語順感覚とリスニング能力を伸ばす活動でしたが、生徒のヒントになればと思っています。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。

後置修飾のアクティビティは少ないよねー

全然思いつきませんでしたが、ALTからヒントをもらって作りました!
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