こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「続・ロイロノート 〜新機能紹介〜」をお伝えします。
ロイロノートの大型アップデート後の新機能3点をお伝えします。勤務校では3年前から全教職員と全校生徒にロイロノート が導入され、授業や生徒連絡の手段として使ってきました。
最近アップデートがあり、特徴としてはGIGAスクールに対応した形になったと思います。1人1台タブレットを持っている体で、これまで対面で行ってきた「テスト」・「アンケート」・「出欠確認」がオンラインでできるようになりました。学校現場ではさらに汎用性が高くなりましたので紹介したいと思います。基本的な使い方の説明は以下になりますのでそちらをまずご覧ください。
ロイロノートは学校現場でかなり使えるアプリです。図ありで説明していますのでぜひご覧ください。
新機能紹介
新機能では、テスト機能・アンケート機能・出欠確認(健康調査)機能が追加されました。それぞれの機能をみていきましょう。
テスト機能
テストをロイロノート上で作成することができます。そして、それを生徒にロイロノート上の「送る機能」で配布し、解答させます。
優れているのは、単一選択式だけでなく、複数選択式と自由記述式があるため、様々な問題形式に対応することができます。授業だけでなく、総合的な学習の時間や探求学習の時間などの意見を求める場でも使えると思います。
さらに、解説を入力することができます。生徒は間違ったところをすぐにその解説で確認することができ、宿題のように次の日に解答がわかるよりも効果的ではないでしょうか。また、1度作成したら半永久的に使えます。
詳しくは以下に図と問題の作成方法を載せてありますので、ご覧ください。機械が苦手な先生も簡単に作成することができますよ。
アンケート機能
アンケートをロイロノート上で作成することができます。そして、それを生徒にロイロノート上の「送る機能」で配布し、アンケートに答えてもらいます。
優れている点は、これまでアンケートといえば、担任が回収して担任が集計していましたが、回収と集計の手間が省けたことです。作成し配布した後は自動で集計され、結果だけを確認することができます。回収と集計だけで1時間は節約となりますよね。
出欠確認機能(健康調査)
出欠確認機能(健康調査)をロイロノート上で作成することができます。そして、それを生徒にロイロノート上の「送る機能」で配布し、出欠確認機能(健康調査)に答えてもらいます。
この機能はかなり優れています。コロナ禍でほとんどの学校が毎朝に健康調査アンケートを取っているでしょう。生徒に体温と体調不良の有無を書かせて担任が回収するということ毎朝しています。学校によっては養護教諭が集計しているところもありますが、担任が集計して報告するというところもあるでしょう。どちらにせよかなりの負担になっていますよね。この機能はアンケート機能同様に、生徒に送ったら回収と集計は自動でされ、教員は集計を確認するだけです。
懸念点
オンラインでこれらの3つのことができるようになることは、コロナ禍での接触を避けるためや密を避けるためにはとても大切です。さらに、教員の仕事の効率化にもつながりいいことずくめです。
しかし、コミュニケーション不足が新たに出てくるのではないでしょうか。オンラインで解決するものが増えるため、生徒の対人コミュニケーション能力が下がると思います。良いものには必ず弊害がつきものですから、別の活動で補うしかないかもしれませんね。
最後に
今日は「続・ロイロノート 〜新機能紹介〜」をお伝えしました。新機能である、テスト機能・アンケート機能・出欠確認(健康調査)機能の紹介と使い方の説明をしましたが、いかがだったでしょうか。これからタブレット導入が盛んになってくると思いますが、どのアプリを導入するか悩んでいる学校はロイロノートを考えてみて欲しいです。
本日は以上です。ありがとうございました。
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