こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「英語授業のウォーミングアップネタ」をお伝えします。
これまでに10個の英語を使ったアクティビティを紹介してきましたが、今回は授業の冒頭5分程度できるウォームアップネタをお伝えします。みなさんの参考になれば嬉しいです。是非ご覧ください。

授業開始の5分はとても大切ですよね。
ウォーミングアップをする理由
授業モードにするため
授業開始の挨拶を行い、すぐに「それでは教科書◯ページを開いて」「Let’s get started today’s class. Open up your textbook to page ◯ページ」といっても渋々教科書を開き、授業モードには入っていません。
そのためにまず、ウォームアップを行い、生徒が授業モードに入るように仕向けます。授業が上手な先生は雑談から始まり、その話の流れで授業まで持っていくかもしれませんが、私はあまり話が得意ではありませんので、ウォームアップネタを取り入れています。
生徒の様子を観察するため
天気・季節・時期などにより、生徒の様子は変化します。調子の良い日もあれば調子の悪い日もあります。調子の悪い日は授業がとてもしにくいですよね。そ
生徒の顔色ばかり伺ってと思うかもしれませんが、私はその日の状況で授業スタイルを変えています。疲れている様子であれば、ただ説明していても生徒は集中していませんので、ペアやグループワーク等の活動を増やします。ウォームアップをすることにより今日はどんな様子なのかを見極めてその後の活動をどのようにに進めていくかを考えます。
ウォームアップネタ
クリスクロスゲーム(ラインゲーム)
対象学年:何年生でも
必要なもの:質問を考える
クラス人数:何人でもOK
所要時間:5分程度
生徒全員起立して、教員の英語での発問に対して生徒が英語で答えるゲームです。正解した生徒は右横・左横・縦・前のいずれかを選択することができて、選択した方向の生徒が座ることができるゲームです。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
英語しりとり
対象学年:何年生でも(単語をある程度学んだ学年)
必要なもの:最初に始める時の頭文字を考えておく
クラス人数:何人でもOK
所要時間:5分程度
その名の通り、英語でしりとりをします。座席の縦列が1つのチームで、制限時間内で何個単語を書けるかを競います。数ラウンド行い、個数が多いチームが優勝です。
学年が上がるにつれて、「5文字以上」や「食べ物だけ」などの縛りをつけても面白いですよ。
伝言ゲーム
対象学年:何年生でも
必要なもの:事前に文を考えておく
クラス人数:何人でもOK
所要時間:5分程度
これも座席の縦列が1つのチームで、先生から伝えられた1文を間違えることなく、1番後ろの列の生徒まで届けられるかのゲームです。
文の内容をその時に習っている文法項目で行うと、スムーズに復習や次の活動につなげられますよ。
洋楽のディクテーション
対象学年:何年生でも
必要なもの:歌詞の穴埋めプリント
クラス人数:何人でもOK
所要時間:5分程度
生徒のテンションを上げるためにはもってこいの活動です。生徒は音楽を聞いて、歌詞の穴埋めプリントの空欄を埋めます。しかし、今流行っている音楽を流すのではなく、音楽を選ぶ時も注意が必要です。私が音楽を選ぶ時の基準は以下の4つです。
①文法項目に沿った歌詞
②生徒が知っている曲
③速すぎないテンポの曲
④歌詞に変な言葉や内容が入っていないか
最後に
今日は「英語授業のウォーミングアップネタ」を4つお伝えしました。明日からすぐに始められると思いますので是非トライしてみてください。
本日は以上です。ありがとうございました。

いろんな活動してすごいなー

話下手なので、導入から展開まではウォーミングアップをうまく使ってます!
コメント