ICT教育のメリットデメリット

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こんにちは、草食系高校教師です。

本日は、ICT教育のメリットデメリットをお伝えします。

ここ数年で、タブレットやコンピュータを教育に活用する学校が増えています。特に私立では「1人1台のタブレットを学年ごとに導入」という学校も増えており、先進的な授業をして公立との差別化を図ろうとしています。しかし、導入にあたって生徒の問題や教員の様々な問題が出てきています。
 今日は、タブレット(i-Pad)を導入して3年が経つ学校職員である私(ICT担当)が、メリットとデメリットをお伝えします。

本校の設備

各教室

 ・プロジェクター
 ・スクリーン
 ・Apple TV(iPadの画面を投影するため)
 ・Wi-Fi

生徒

 ・iPad(Wi-Fiモデル)
 ・機能制限あり(SNSアプリダウンロード不可・18歳以下サイト閲覧不可・その他学校指
         定のサイト閲覧不可)

教職員(非常勤講師含)

 ・iPad(Wi-Fiモデル) *学校支給
 ・機能制限あり *生徒と同様
 ・Bluetoothスピーカー(英語科)

導入アプリ(生徒・教員)

・ロイロノート
・Classi
・Kahoot
・電子教科書(数教科の教員のみ)

メリット

オンライン授業導入が早い

 新型コロナウイルスにより休校期間が約3ヶ月ありましたが、タブレットがあったおかげですぐにオンライン授業に切り替えることができ、生徒の授業時間の確保が可能になりました。

効率的な授業ができる

 電子教科書や事前にパワーポイントなどでスライドを作成しているため、板書をする時間がほとんどなくなります。また、プリントはロイロノートというアプリから授業生徒に配布することができるので印刷の手間もなくなります。

教職員間の情報共有

 職員会議の資料はロイロノート上にあり、教員それぞれがオンライン上で見ることができます。

先進的な授業ができる

 教員のタブレットの画面を投影することができるので、視覚教材をすぐに見せることができます。従来は、紙で印刷していて見せてたものが画面にすぐ映すことができますし、動画も見せることができるので、印象に残る授業を展開できると思います。

教材研究

 基本的に全教員がタブレットを使った授業を展開することになっていますので、これまで一切教材研究もせずに授業をしていた年配の先生も、教材研究をするようになりました。また、板書などの時間を短縮できるので新たな活動を生徒にさせることができるようになり、教科で教材研究をするようになりました。

デメリット

生徒指導

 授業中に全員のiPadを見ることはできません。(システムはありますがコストがかかりすぎるので導入していません)従って、絵を描いている生徒や鏡アプリをとって顔をチェックしている生徒などがいます。そのため、生徒指導が増えますし、生徒指導の基準が決まっていませんので指導しにくいところもあります。

ICT機器の導入や管理による教員の負担増

 導入は業者の選定・導入アプリ・制限システム・生徒購入案内・Wi-Fiなどを教員がしなければいけませんし、管理は教室に常設している設備の教員説明・投影できない教員への補助・故障による修理依頼なども同様に仕事になります。

不具合

 電子機器ですのでどうしても不具合が起こることがあります。Wi-Fiが繋がらない・投影できない・音が出ない・動画が流れないなどがありますが、ICT担当の教員がその都度対応しています。

生徒の想像力の低下

 タブレットを使って、知らないことをすぐに調べることはとてもいいことですが、想像力が低下するとも考えられます。

最後に

 本日は、ICT教育のメリットデメリットをお伝えしました。何をしてもメリットもあればデメリットがあります。世界の先進国に比べると日本のICT教育は非常に遅れていますが、今回のコロナウイルがトリガーとなってこれから確実に増えていくでしょう。それを導入・管理するのも教員になります。ぜひ参考にしてみてください。

肉食系高校教師
肉食系高校教師

メリットもあればデメリットもあるしね。

草食系高校教師
草食系高校教師

生徒の活動の時間が増えたのがとても良いですよね!

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