こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】オンライン授業(ZOOM)で気をつけるべき5つのこと 〜ICT教育〜」をお伝えします。
オンライン授業後進国の日本は学校現場にICT機器がまだまだ整備されていません。
コロナウイルスを引き金に、オンライン授業実施が少し進みましたが普及率は先進国と比べると全然追いついていません。
私はICT先進校で勤めていたため、実際にZOOMを使ったオンライン授業を長く行ってきました。
この記事ではこれまでに起こった注意点や問題点をまとめてみましたのでオンライン授業をする先生方は参考にしてみてください。
これからオンライン授業を始める先生方や既に始めている方も必見です。
ZOOMとは
Zoomとは、パソコン、スマートフォンやタブレットなどの端末を使って、セミナーやミーティングをオンラインで開催するために開発されたアプリです。
これまでに勤務していた学校では、オンライン授業、オンライン面談、オンライン保護者会などで使用していました。
気をつけるべき5つのこと
①個人ミーティングID(PMI)の使用をON
授業は教員が主催者(ホスト)になりますが、「個人ミーティングID(PMI)の使用をON」にしなければ生徒は授業に入室することができません。
このトラブルが多発していますのでホストになる場合は気をつけましょう。
授業開始後に職員室に電話をかけてくるほとんどの理由がこれになります。
②生徒名を番号+名前
授業開始時に参加している生徒の出欠を確認します。
しかし、名前だけでの入室だとあいうえお順にはなりませんので、生徒の名前だけではなくクラス番号や出席番号等を名前の前に書かせた方が容易に出欠確認をすることができます。
例)2年3組7番の生徒の場合→2307名前太郎
*数字の半角全角も揃えないと順番になりません。
↑のように数字は勝手に順番に並び替えてくれるのでこれをすると出欠確認の時間を短縮することができます。
③ホスト以外のマイクをミュート
生徒のマイクをミュートにしなければ、生徒の生活音が入ってしまい授業が成り立ちません。
個別に生徒に答えさせる場面では、個別にミュートを外し、発言させるようにしましょう。
④チャット対象を変更
チャットの対象を変更しましょう。
変更しなければ生徒同士でチャットができてしまい、授業中に遊んでしまいます。
⑤画面共有でのマイクをON
授業をするときは教員が作ったプリントを見せたり、教科書を見せたりと、自分の画面をそのまま生徒の画面にする”画面共有”をすることがあります。
画面共有をする場合はマイクをオンにすることを忘れずにしてください。
また、不具合が起きてしまい画面が共有できていないことがあるので、画面共有する前に生徒に「声が聞こえなかったり、画面が見えないことがあったりしたら自分のマイクをミュートから外して知らせて欲しい」と伝えておきましょう。
私はそれで画面共有ができなくて1人で画面を写している体で説明をしていたことがあります。
オススメ本
最後に
今日は「【中学校・高校】オンライン授業(ZOOM)で気をつけるべき5つのこと」をお伝えしました。
対面授業には対面授業の大変さがありますが、オンライン授業にはオンライン授業の大変さがあります。対面では直接生徒を見ることができますが、オンライン授業では画面越しなので何をしているかわかりません。
声と画面共有した授業教材のみの授業は生徒指導がない分、難しさを感じます。ぜひ参考にしてください。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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