こんにちは、草食系高校教師です。
今日は【大学生・転職者向け】私立中学校・高校の教員採用試験に合格する方法 〜具体的な対策とは?〜をお伝えします。
私はこれまで私立高校と私立中等教育学校、3校に勤務してきました。
その中で英語科主任として教員採用試験に携わった経験もあり、学科試験作成や面接試験官を担当してきました。
受験側と採用側を経験したからこそ知っていることを含めて、採用試験を突破する方法をお伝えします。
さて、ゆるーく見ていきましょう!
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私立学校の採用情報
私立学校の採用情報を得る方法は以下の5つあります。
- 各私立学校のホームページ
- 私学教育研究所のホームページ
- 教員採用.JPのホームページ
- 各地方自治体私立学校連合会のホームページ(ない場合もある)
- 各転職サイト
最も見つけやすいのは2つ目の「私学教育研究所のホームページ」です。都道府県別で求人を出している学校を見ることができます。
参考リンク https://www.shigaku.or.jp/employ/recruit.html
2022年3月現在、教員のなり手不足もあり、常勤講師と非常勤講師に関しては3月中でも使用試験を実施している学校があります。
採用試験内容
採用試験内容は、どの学校もほとんど同じです。選考過程が増えるか減るかの違いです。
それでは、採用試験内容を見ていきましょう。
- 書類審査
- 適性検査
- 専門教科試験
- 小論文
- 面接(教科・管理職・理事長〔学園長〕)
- (教職教養)
公立学校の場合は、他に「場面指導」が入ってくることもありますね。
6つ目の「教職教養」はほとんどないでしょう。これまで7校受験しましたが、1校だけでした。あくまでも私の所感ですが、公立学校を受けなければ勉強しなくていいと思います。
その代わり、専門教科を磨きに磨きまくった方がいいですよ!
対策方法3選
ここでは、対策方法を3選紹介します。
①専門教科を勉強する
私立の採用試験で最も重視するのは、高い専門性です。正直、専門教科試験の点数だけで採用されることも多々あります。
理由は、ズバリ「生徒募集」です。中堅以下の私立学校は、多く生徒を集めるために「良い進路実績」を残すことが必要になってきます。
保護者は自分の子供に「良い人生を送ってもらいたい」と考える人が100%でしょう。その中で、「良い人生を送る=良い大学に入れる」というマインドは日本人のDNAに組み込まれているようですので、2022年でさえマジョリティです。
その保護者の願いを叶えるためには、実績を残している学校を選択する傾向にあります。したがって、進路実績を残すことはとても重要で、その学校の看板のようなものになります。
そのため、国公立大・難関私大に合格させるためには、教員の高い専門性が必要になるということです。
②小論文を勉強する
小論文は、どこの学校でも採用試験に組み込まれます。
対策は2つあります。
- 書き方を勉強する
- 教育観を考える
2の教育観は、自分のぶれない軸を作るということです。
「教員として何をしたいのか・学級や教科を通して何を教えたいのか」などといったところです。軸を決めておけば、どの小論文のお題が来ても勝負できるフィールドに持っていけばいいだけです。
③人柄を磨く
面接の印象はとても大切です。暗いよりも明るい方がいいですし、ボソボソ喋るよりもハキハキ喋った方がいいのです。
自分を磨くための術はもっと専門家がいるので、具体的内容は控えますが色んな人と会話をすることがいいのではないかと思います。最終的には20年ほど前から言われているコミュ力が鍵になってくるのと思います。
しかし、人間そんな簡単にコミュ力を高めるということは難しいので、スペシャル特効薬としては、「演技」をすることです。私はそんなにコミュ力がタイプではありませんが、面接では高いように見せるようにしています。
テンションをピークまで持っていくのが大事ですが、栄養ドリンクを飲んだり睡眠時間を長くしたりと対策をしてました。
オススメ書籍
最後に
今日は【大学生・転職者向け】私立中学校・高校の教員採用試験に合格する方法 〜具体的な対策とは?〜をお伝えしました。
採用試験合格の対策は3つだけです。しかし、その3つを高めることこそがとても難しいのです。とりあえず専門教科の勉強をがんばりましょう!!
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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