こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】中堅私立学校教員の給料 〜詳しい内訳〜 手当が豊富?」をお伝えします。
みなさん、人の給料は気になりませんか?
あの自治体は?あの私立学校は?あの学校種は?と気になるところです。
この記事では、3校経験した私が、1番ホクホクだった年の給料を大公開します。
早稲田や慶應といったスーパーウルトラハイレベルバケモン系列学校の教員には到底及びませんが、年の割にそこそこもらっていたと思います!リアルがここにあります。
私立は給料が高い?
「私立って給料高いんでしょ?」
よく言われた質問です。
しかし、模範解答は「学校による」です。
私は「超進学校」「中堅校」「教育困難校」の3校を経験して、その中で天と地ほどの差がありました。
私立学校は経営が厳しい?
子供の数が物理的に減っていることもあり、私立学校の経営は厳しいところが多いです。
しかし、これも「学校による」 というのが模範解答でしょう。
有名私立大学を持つ中学校や高校、又は地域で人気を博している学校であれば、相当潤っています。一方で、その他の私立学校は相当経営が厳しいです。
私がなぜ「経営が厳しい」と知っているかというと、学校経営に携われるポジションにいたからです。
学校の財務状況を把握した上での学校運営が必要でしたので、国からの補助金の額、各行事の支出等知る必要がありました。
話を戻すと、「その他の私立学校」は、入学者数減により授業料からの収入と国からの補助金による収入が減ります。しかし、広報活動に力を入れたり、魅力のある学校を作るために学校行事や部活動等に力を入れたりするので支出が多くなります。
収入が減り支出が増えるため、何を削るかというと、教員の給料と人です。給料やボーナスが著しく減り、常勤講師以下が切られていくのです。
まだまだ闇はありますよ!笑
給料の内訳大公開
それでは本題に戻り、1番ホクホクだった時の給料をお伝えします。
基本情報
まずはその時の基本情報をお伝えします。
学歴:大卒
年齢:27歳
学校:中堅校
教科:英語科
役職:英語科主任・進路指導部長
部活動:テニス部
年収
それでは年収、月収、賞与をお伝えします。
給与明細を見ながらですのでかなりリアルです。
年収:604万円 (総支給額)
月収:37万円(月によって変動あり)
賞与:160万円
*端数切り捨て
入試手当や特別手当が出る月はもう少し月収が高いですよ!
月収の内訳
それではみなさんが気になる月収の内訳を見ていきましょう!
基本給:26万円
調整額(基本給4%):1万円
担任手当:10000円
部活手当:10000円
役職手当:20000円(主任と部長合算)
住宅手当:30000円
研修手当:5000円
講習手当:5000円
その他部活動出張費等:20000円
=37万円
その他の手当としては、入試手当5万円(1月)、修学旅行(海外)支度金10万円、修学旅行10万円(6泊8日アメリカ)などがありました!
オススメ書籍
最後に
今日は「【中学校・高校】中堅私立学校教員の給料 〜詳しい内訳〜 手当が豊富?」をお伝えしました。
インターネットには様々な記事があり、それも正解でしょうがこれはかなりリアルな金額を載せています。
上記のように、私立学校の経営はピンキリです。「キリ」で働いていたこともあり、賞与が突然カットされたこともあります。先を見据えたら経営母体がしっかりしているところに勤めた方がやはり良いです!
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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