【中学校・高校】先に生まれただけの僕(ドラマ)から学ぶ学級経営 〜第3話・第4話〜

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こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「【中学校・高校】先に生まれただけの僕(ドラマ)から学ぶ学級経営 〜名言と共に(第3話・第4話)〜」をお伝えします。

2017年10月〜12月にかけて放送されたドラマ「先に生まれただけの僕」、学園もののドラマは生徒に焦点を当てて話が展開されますが、このドラマは一人一人の教員に焦点を当てて描いたものになっています。

社会問題や教育問題を取り上げ、真っ向からぶつかっていく教職員の人間模様が描かれています。

さて今日は、実際の学校現場にも活用できる名言をお伝えしたいと思います。生徒指導や学級経営、教職員の共通認識として使えるモノだと思いますのでぜひご活用ください。

草食系教師
草食系教師

それでは3話と4話で出てきた名言を見ていきましょう!とてもためになる言葉が出てきますよ!

先に生まれただけの僕

 「先に生まれただけの僕」は、2017年10月から12月まで放送されたドラマです。

 商社(樫松物産)マンの櫻井翔演じる鳴海京介が私立学校の校長になり、社会問題や教育問題に焦点あて、未来を生きていかなければならない子供たちに、教師は、大人は、何を伝え教える事ができるのかに焦点を当てた社会はエンターテイメントドラマです。

 生徒に焦点を当てる場面も出てきますが、教師たちの人間模様が描かれているドラマになっていますので、教育に携わる方はぜひご覧いただければと思います。

主要キャスト

 主な出演者は以下の通りです。

校長役

鳴海涼介:櫻井 翔

教師役

柏木文夫:風間杜夫

真柴ちひろ:蒼井優

島津智一:瀬戸康史

市村 薫:木南晴夏

矢部日菜子:森川葵

河原崎孝太郎:池田鉄洋

及川祐二:木下ほうか

郷原達輝:荒川良々

綾野沙織:井川遥

杉山文恵:秋山菜津子

樫松物産

松原聡子:多部未華子

加賀谷圭介:高嶋政伸

平山浩行:後藤田 圭

名言から学ぶ、先に生まれただけの僕(第3話・第4話)

 ドラマ、先に生まれただけの僕には多くの名言があります。

 生徒に対する名言というよりも、教職員間での意識統一の時や教員の仕事に関して使えるものになっていると思いますのでぜひご活用いただければと思います。

 

草食系教師
草食系教師

教師の人間模様が描かれているとてもためになるドラマになっています。数学と英語の先生は必見です!

第3話

 第3話中に出てくる名言をお伝えします。

生徒の「因数分解や三角関数とかって将来の役に立ちますか?」に対して鳴海校長が言ったセリフ①


高校生の頃に同じことを思ってました。因数分解や三角関数をやって社会に出てなんの役にたつのかって。でもやっぱり役に立ってる。数学ってたどり着く道筋を探す作業さと思うんです。どこに落とし穴があるか、どこにヒントがあるか、要するに正しい判断をする力を養う勉強だと思うんです。

使える場面

・数学を教える理由

生徒の「因数分解や三角関数とかって将来の役に立ちますか?」に対して鳴海校長が言ったセリフ②


大人になると怪しい誘いを受けることがあります。絶対に損しない投資話、数学に強かったら自分が投資したお金が利益を生む仕組みを創造することができるし、悪質な儲け話の矛盾に気づくことができる。勉強することでものの考え方や論理の進め方を学び、それによって正しい判断をする力を身につけることがでいる。それが世の中を生きていくスキルになっていく。

使える場面

・数学を教える理由

英語を勉強する理由を伝える英語教師の島津が生徒に言ったセリフ①


これからますます少子高齢化が進みます。労働人口は6470万人、2040年には5400万人になる。2060年には3800万人になります。今より40%以上労働人口が減少するという予測が出ています。労働人口不足の時代が来るんです。

英語を勉強する理由を伝える英語教師の島津先生のセリフ②


消費人口も減るので日本の市場は小さくなります。企業は経済活動を維持するために海外に出て事業展開したり外国人労働者の確保に力を入れるでしょう。外国の人と深く関わりながら生きていかざるを得ないんです。インターネットで使われている情報の半分は英語です。英語を身につけるということは、幸せな将来を手に入れる近道になる。これが君たちが英語を学ぶ理由です。

使える場面

・英語を勉強する理由
・これからの日本について

第4話

第4話中に出てくる名言をお伝えします。

アクティブラーニングについて英語教師の島津が教員に対してレクチャーするときのセリフ①

20世紀型教育、それは教師が知識を与え、生徒がそれを受け取るシステムです。その中での教師は生徒の集中力を持続させるために大声で怒鳴ったりします。教師と生徒は一方通行の強制的コミュニケーションです。早くゴールに辿り着いた生徒が誉められる。この方法では常にゴールに辿り着けない生徒がいるということです。ゴールができない生徒が勉強嫌いになるのは当然です。

アクティブラーニングについて英語教師の島津が教員に対してレクチャーするときのセリフ②

アクティブラーニングは部活と一緒。部活ではコーチが今日の課題を伝えます。部員が練習を始める。勝つためにお互いが叱咤激励し、技術を高め合っていきます。任せっきりではダメですよね?コーチが常に練習の雰囲気や仲間を観察し、アドバイスを与える。それと同じことを授業でやるんです。

使える場面

・今日印鑑の意識統一
・アクティブラーニングのあり方について

学校に不満のある3年生全員を集めて鳴海校長が生徒に言った言葉①

こんなこと社会に出れば普通にあります。社会では人は公平に扱われません。必ずどこかで線引きされ評価され、誰かが選ばれ誰かが落とされ、そうやってそれぞれの居場所が決まっていくんです。社会に出たら理不尽なことがたくさん転がっています。

学校に不満のある3年生全員を集めて鳴海校長が生徒(就職志望)に言った言葉②

社会の理不尽はこんなものじゃない。覚悟しておくべきです。もちろん入った会社がブラックだったらそんなのはすぐに辞めても良い。次を見つけるのは大変かもしれないけど心を病んだり命を落としたりするような職場だと思ったら、さっさと逃げて良い。さっきも言ったように、理不尽なことは当たり前に起きます。ちょっと嫌なことがあっただけで心が折れてしまってはこの先、生きていけません。そんな時にまさに線引きです。どういう時に頑張るのかどういう時にに逃げるのか。

学校に不満のある3年生全員を集めて鳴海校長が生徒(専門学校志望)に言った言葉③

自分の将来ことを今から決めてそのための勉強を選択したことは素晴らしいと思います。でもやっぱり現実の厳しさがあるんだ。専門学校で習うことは基礎中の基礎。実際にその職場に行っても最初何もできない。必要なスキルは現場で学んでいく。だから、こんなはずじゃなかったと思ってそれは普通のことだと思ってください。仕事をしてお金をもらうということは簡単なことじゃない。

学校に不満のある3年生全員を集めて鳴海校長が生徒(大学志望)に言った言葉④

この中のどのくらいの人が勉強をするために大学に進学するのか。大学を卒業したら就職に有利だからとか、今は将来やることを決められていないからとりあえず行こうという人もたくさんいる。今の皆さんの実力で就職に有利と言える学校はありません。多くの企業は大学のランクを採用のポイントに入れています。それが現実。さから一人の人間として勝負しなければいけない。大学の4年間は無駄に過ごしてはいけない。大学のいいところは自由が増えるところです。授業を選択できるし毎朝決まった時間に、起立・礼なんてものはない。勉強だけではない。いろんな奴がいるということ。同じ楽田にも上にも下にもいろんな人間がたくさんいました。たくさん話をすることで視野が広がっていく。

使える場面

・社会の現実
・就職、進学に対する考え方

オススメ教材

草食系教師
草食系教師

私は下にあるhuluでこのドラマを見てますよー!

最後に

 今日は「【中学校・高校】先に生まれただけの僕(ドラマ)から学ぶ学級経営 〜名言と共に(第3話・第4話)〜」をお伝えしました。

 所詮ドラマかもしれませんが、学ぶところは多々あります。それをドラマから学んで自分のものにすればいいのです。ぜひ参考にしてください。

本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。

 

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