みなさんこんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】iPadの音声認識機能を使った授業プラン 〜スピーキング・リーディングに活用〜 発音矯正」をお伝えします。
一人一台端末の導入で授業の可能性が無限大になりました。
使わなければ超高級文鎮になり、使ったら生徒の学習をブーストしてくれる革命的ツールになります。
英語科教員のみなさん、あなたはどちらなんだい!!!!
さて、授業では生徒の「悔しい」を引き出したいと思いませんか。
しかしその悔しいを引き出すのがこれまた非常に難しいです。
生徒によっては「悔しい」より「諦め」の気持ちの方が強くなってしまうことがあります。
多くの生徒に「悔しい」を感じてもらうためには「できそうでできない」「ちょっと難しいけど練習したらできる」がキーワードになってくると思います。
今日は私が2年ほど活用し、ある程度成果を出してきた活動をお伝えします。
生徒が躍起になって活動するんですよ!
iPadのメモ機能で音声入力
それでは早速この記事の中核である「iPadのメモ機能で音声入力」を見ていきましょう。
簡単に言えば、メモ機能を使い、英語の音声認識を用いた発音確認やリーディング・スピーキング練習になります。
それでは具体的な使い方を実際の画面と共に見ていきましょう。
①音声入力までの手順
まずは「音声入力までの手順」を見ていきましょう。
まずは流れの確認です。
- ①メモアプリを立ち上げる
- ②新規メモ
- ③画面をタップ
*タップするとキーボードが出てきます。
- ④マイクマークを押す
*キーボードタイプによっては画面に表示されない場合あり
- ⑤英語入力にする
このような流れになります。
それでは画像と共に見ていきましょう。
以上の方法で英語の音声入力が可能になります。
②活動例
次に「活動例」を見ていきましょう。
私は以下のような方法で取り組んでいます。
私は音声入力させたものをスクリーンショットに取って送ってもらうようにしています。「しっかり取り組んでいるか」を確認できるのはもちろんのこと、4月の自分と3月の自分を比べることができ、成長を実感できるからです。
最近はAIが発音を確認し採点してくれるものもありますが有料や登録が必ず必要になります。その点、メモアプリは無料で登録が必要ありませんし、iPadでは標準搭載のアプリなので手軽に(教務の確認等の必要なし)始めることができます。
みなさんも試しに「Girl」と英語で発音してみてください。日本語読みをすると「Goe」と出てきますし、発音が悪いと別な単語が出てきます。
できないと悔しくありませんか?
こういった「できそうでできない」「ちょっと難しいけど練習したらできる」が生徒の悔しさにつながります。
正直、認識力に関しては某有名アプリよりは劣るかもしれませんが十分なクオリティだと思います。
よくあるタブレット上の問題
それでは「よくあるタブレット上の問題」を見ていきましょう。
よく生徒からある問題が「(キーボード上に)マイクがありません」です。
その場合は、以下の順番で解決します。
- 設定
- 一般
- キーボード
- 音声入力ON
これでマイクマークが出るようになります。
これでも直らなければiPadを再起動です。これで解決します。
iPadは再起動で直ることが多いですよ!!
オススメ書籍
オススメ書籍を見ていきましょう。
最後に
今日は「【中学校・高校】iPadの音声認識機能を使った授業プラン 〜スピーキング・リーディングに活用〜 発音矯正」をお伝えしました。
最近は様々なAIの出現で発音矯正や文章訂正などをしてくれるようになりました。しかし、登録が必要であったり、課金しなければいけなかったりして授業で使うにはまだまだハードルが高いかもしれません。
そんな時は初期搭載で課金も登録も必要のないメモアプリを活用してみるのはいかがでしょうか。
ぜひ試していただければと思います。
本日は以上です。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。良い授業をお互いに作っていきましょう!
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