みなさんこんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】インフォグラフィックを使った(英語)授業 リーディングや文法(比較)」をお伝えします。
英語長文の読後活動や文法の学習後活動として、みなさんはどのようなアウトプットの場を設けているでしょうか。また、他教科の先生方もアウトプット活動をどのように行っていますでしょうか。
インフォグラフィックは、私の専門教科である英語の授業のみならず、全教科でアウトプット活動として導入できる活動になっています。
今回紹介するのは頭の中を整理整頓できる活動、インフォグラフィック(Infographic)です。
以前お伝えした「アクティブノート」をアップデートした形になりますので、ぜひ以下のアクティブノートも是非ご覧ください。
それでは見ていきましょう。
インフォグラフィックとは?
まずは「インフォグラフィックとは?」を見ていきましょう。
インフォグラフィックは、言葉や数字だけでは伝わりづらい情報をイラスト・チャート・グラフ・表・地図などで視覚的に表現したものです。
見て方が早いので早速Check them out!!
インフォグラフィックを作る方法
それでは「インフォグラフィックを作る方法」を見ていきましょう。
一人一台PCやタブレットがあれば作ることができます。アプリやツールがあるので以下でお伝えします。
- Canva
- Easelly
- Infogram
- Visme
私は、Canvaの有料会員になって3年になります。最近では学校単位で導入しているところもあり、生徒間で共同作成・編集できるのは活動の幅を広げてくれます。
もし生徒の登録が面倒であれば、教員が「Canvaに登録→フォーマット作成→生徒に紙かデータで配布→作成」という流れでも可能です。
膨大な数のデザインがある革新的なツールです。「楽しそう」がきっかけでやる気スイッチがONになる生徒もいるのでぜひお試しあれ!
教科問わず導入できる
それでは次に、「教科問わず導入できる」をお伝えします。
インフォグラフィックは情報の思考整理ができ、ヴィジュアル化できる優れものです。以下では、私が思いつく限り主要5教科での活用例を見ていきましょう。
- 国語→登場人物の心情の変化や物語文の流れ
- 数学→証明の流れ、解き方の比較
- 社会→特定の時代の流れ
- 理科→実験の仮説と検証結果の比較
- 英語→文法項目まとめ・本文のリテリングやリプロダクション
活用例を示したものの他教科は授業の表面しか見えていないので難しい!!
さて、私は英語科ですので、少し具体的な実践例をお伝えしますと、「比較」の単元で有効な活動だと思います。
比較で中学生が難しいと感じるのは、「単語の活用」と「比較対象を前後どちらに置くか」です。一方で高校生は、比較の重要表現「no more than」や「not less than」などに苦戦します。
参考書に載っている素晴らしい例文で覚えるのもいいですが、実際に自分ごとや興味のあることと共に「使ってみる」というのが大事ではないでしょうか。
私は学校設定科目で「プレゼンテーション」の授業を担当したことがありますが、そこで「比較」に焦点をあげた時にインフォグラフィックを活用しました。
以下生徒が実際に比較した題材例になります。
- コーラかペプシか
- アイフォンかアンドロイドか
- きのこの山かたけのこの里か など
なんか楽しそう!
聞いている生徒も私も興味深い内容が多かったので楽しいものになりましたね!
テーマは生徒が興味のあることでOKです。ただしルールとして、「比較級を最低二文・最上級を最低二文・Next Stage(参考書)で使われている重要表現を最低2つ」などと設定しました。
是非ご活用ください!
オススメ書籍
最後に
今日は「【中学校・高校】インフォグラフィックを使った(英語)授業 リーディングや文法(比較)」をお伝えしました。
授業をぜひアップデートしましょう!自分がワクワクしていれば生徒もワクワクしまっせー!
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけると幸いです。
コメント