こんにちは、草食系高校教師です。
今日は、「学校現場の報告・連絡・相談の大切さ」についてお伝えします。
報・連・相とは、「報告」「連絡」「相談」のことです。
皆さんは、「報・連・相」できているでしょうか。

報連相は大事だよねー。

最初は報連相ができずにたくさん叱られました!!
教員間の報・連・相ができていれば、事前に生徒の問題を食い止めることができたり、解決できたりすることがあります。
対照的に、報・連・相をしていなければ後々大きな問題に発展することがあります。
報告・連絡・相談の重要性
報告・連絡・相談は言わずもがな重要です。
教員の仕事は必ず生徒が関わってくるため、もし円滑な報告・連絡・相談がなければ生徒に不利益がもたらされる場合もあります。また、職員の不利益になる場合もあるでしょう。
問題:次の場合どのような問題が出てくるか。
Q:「学校で決まった次の日の重要な生徒連絡(翌日の食堂の営業がないため昼食持参)を学年主任が学級担任に伝え忘れた」
A:
①昼食を用意してきていない生徒が出てくる
②食育的に良くないため昼食を教員が用意するか・生徒を下校させるか
③学校・学年・学級の信用が下がる
④学級担任が1番被害を被る(学級経営しにくくなる)
⑤保護者対応
⑥謝罪文書
報告連絡相談ができない人
こんな経験ありませんか?

なんで報告しないの?

は、はい。すいません。。。
私は以前報告・連絡・相談が下手くそで結構叱られていました。
経験から、「報告・連絡・相談ができない=仕事ができない」というレッテルを貼られることが非常に多いです。
「何を報告すれば分からなーい」なんてことありませんか?
私の基準は「その人の仕事が円滑に進むかどうか」です。
報連相をしなかった場合、仕事がうまくいかなかったり滞ってしまったりすると考えられる時はとにかくなんでも報連相するのです。「なんで報告したの?」なんて言われたことはありませんので全部言っておけば良いのです。
具体例(成功例と失敗例)
成功例

◯◯さん、珍しく今日ずっと寝ていましたよ。何かあったんですか?

そうですか。この後話聞いてみますね。
その生徒と話をしたところ、クラスメイトと喧嘩していたことが発覚しました。このやり取りがなければ見逃してしまい以下の図のように後々不登校になる可能性も十分に考えられました。
- 喧嘩が起きる
- 気まずくて学校行きたくない
- 不登校になる
失敗例

昨日保護者(田中さん)から電話があって「うちの娘、場面緘黙症なので授業中当てないようにお願いします」って言われたんだよなー。授業担当の先生に伝えなきゃ。
授業中

「田中さん、次の問題答えてね。(沈黙…)わからないならわからないでいいぞ。言おうか!!早く!!」
保護者からの連絡を授業担当者に連絡しなかったため、事情の知らない授業担当者はいつも通り生徒を当てました。
その後保護者から「授業中に当てられたみたいなんですけど」と怒りの電話があり、謝罪を求めてきました。結局、教頭と謝罪に行っていたことがありました。
報告・連絡・相談をすることで得られる効果
最後に
今日は「教員の報・連・相の大切さ」についてお伝えしました。「報告・連絡・相談の重要性」「報告連絡相談ができない人」「具体例(成功例と失敗例)」「報告・連絡・相談をすることで得られる効果」の4つのカテゴリーでした。
とにかく報告連絡相談。していたら「しっかりしてるなあ」と職員間の信用度も上がります。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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