こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】学校現場の職員会議について 〜無駄な会議を減らそう〜」をお伝えします。
会議が多い学校はほとんど毎日していますね。
職員全体の会議もあれば、学年・分掌・委員会などもありますからね!
教員の仕事は年々多様化・複雑化して来ています。ICT教育やSTEAM教育など新しい◯◯教育ができるたびに、学校では新たな部署や委員会が作られ随時対応しています。
多様化や複雑化により校務分掌や校内委員会に複数入っている先生が増え、毎日どこかしらで会議が行われています。
実際に学校現場(私立学校)ではどのような会議が行われているのか見ていきましょう。
会議の種類
学校の会議にはたくさんの種類があります。
今日は「職員全体会議」「教科会議」「校務分掌会議」「特別校内委員会会議」の4つのカテゴリーに分けてお伝えします。
会議の頻度
職員全体会議
職員全体会議(専任講師と常勤講師)は2週間に1度程度行われます。法人や事務職員全員を含めた会議は年度始めの1度のみです。
教科会議
教科会議の頻度は教科により大幅に違います。学校によるのは明らかですが美術・音楽・家庭科・保健体育などの副教科は学期に1度くらいの実施程度でしょう。
国・数・英、又は主要5教科と呼ばれる教科では週に1度行われることもあります。私は英語科ですがほとんど毎週実施されています。
校務分掌会議
校務分掌会議は基本的に1ヶ月に1回程度行われます。月に1度校務分掌会議日が設定されていることもあり、行われることが多いでしょう。過去に勤めていた学校では年に1度というところもありました。
時期によって各分掌の忙しさが変わり、教務部は時間割の編成を中心に次年度の準備があるため2月〜3月がピークに忙しいです。
その他3分掌(生徒指導部・進路指導部・総務部)は随時忙しくなります。生徒指導案件が出れば生徒指導部、進路指導行事や科目選択、模試の実施などがあれば進路指導部、体育大会や文化祭などの行事があれば総務部と忙しさは時期によります。
コロナウイルスの関係で学校行事の変更や実施に関して、教務部は2020年3月の学校休校以降3ヶ月程度はとても忙しかったと思います。
特別校内委員会会議
所属している校内委員会によって大幅に変わります。管理職中心に行われる校務運営委員(管理職会議)は週に1度程度行われ、それ以外は年に1度程度が多いと思います。
会議が長い理由
会議が長い。長すぎる
会議長いのには実は理由があったんです!3つ見ていきましょう。
①資料は会議直前に配られる
資料は会議直前に配られます。通常であれば遅くても3日前までに配り、それまでに各自が目を通して質問を考えたり、内容を把握したりしますが直前に配られる学校が多いです。従って余計に時間がかかります。
②音読大会
担当者があたかも自分の言葉で言っているような資料を読むだけの時間があります。学校の会議は「一緒に資料を見ましょう」スタイルのところが多いためとても時間がかかります。
読むだけであれば「後は目を通してください」の一言で終わればと思いますよね。
③昔話が繰り広げられる
教科会議や分掌会議などでよく聞くフレーズ「昔はこうだったのに…」「あの時の生徒はね…」。
思い出話がよく出て来ます。会議の内容から脱線したものになるため時間がかかります。
おすすめ書籍
最後に
今日は「【中学校・高校】学校現場の職員会議について 〜無駄な会議を減らそう〜情」をお伝えしました。
「学校現場は会議が多い・長い」と言われるのも所属する部署や話好きのおっちゃん、おばちゃんが多いためでもあります。
会議のやり方やあり方に改善の余地がありますね。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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