こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】アクティブラーニング(「教え合い」を「学び合い」に)〜授業実践例あり〜」をお伝えします。
「アクティブラーニング」の授業スタイルを取られている先生方は多いと思います。
「主体的・対話的で深い学習」であるアクティブラーニングをするために、「ペア(グループ)活動」や「ディスカッション」などが有効な方法として挙げられますが、実際の学校現場ではできているでしょうか。
全然できていない。。。
とても難しいですよね。
この記事では「授業中によくみる構図」「『学び合い』に発展させるために」「授業実践例」の3つのカテゴリーでお伝えします。
授業中によくみる構図
先生の「今からペア(グループ)活動をしましょう」に対して、授業中に生徒同士が学び合うスタイルが取られていることがあると思います。
しかし、よくよく生徒の様子を見ると、ただの「答えの教え合い」になってはいないでしょうか。
わかる生徒がわからない生徒にただ答えを教えている構図です。
ここは having だよ
そうなんだ。。ありがとう。。
「教え合い」は、以下のティーチングピラミッドからもわかるように教える生徒にも教えられる生徒にも効果があります。*以下の図は学習者が「何をすればより記憶に残るか」を表すグラフになります。
しかし、アクティブラーニングの1つの目的でもある問題解決学習をするための「学び合い」に発展させたいと私は思っています。
それでは発展させるために何をすれば良いのかを見ていきましょう。
「学び合い」に発展させるために
「学び合い」をするためには「正解のない問い」に取り組ませることがファーストステップではないかと思います。
「コロナウイルスの対処法は?」
「少子化問題はどうやって解決する?」
「環境問題はどのように取り組んでいけばいい?」
などは「正解のない問い」ですよね。
授業でも意図的に「正解のない問い」を発問して、それについて生徒は自分の考えを持ちつつ、自分の考えと共に新しい解を作り出す共同的な授業が必要だと思っています。
でもどんな授業をすればいいかわからない!!!
それも「正解のない問い」ですよね!それでは授業実践例を見ていきましょう!!
授業実践例
私は英語科ですので、英語の授業の実践例をお伝えします。
授業実践例1
学校種:中学校・高校
単元:助動詞(can, must, have to, shouldなど)
発問:自分が作りたい学校のルールを助動詞を使って表そう
授業実践例2
学校種:中学校
単元:未来形
発問:これからこの猫は何をする?
どの授業スタイルが良いか、というのも「正解のない問い」ではありますが、講義形式の授業よりは能動的に活動する生徒が増えるのではないかと思います。
オススメ書籍
最後に
今日は「【中学校・高校】アクティブラーニング(「教え合い」を「学び合い」に)〜授業実践例あり〜」をお伝えしました。
皆さんの何かのヒントになればとても嬉しいです。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
コメント