こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】修学旅行の引率 教員(教師)の仕事〜国内編〜」をお伝えします。
学校行事の中でも、1番大きな学校行事といっても過言ではない修学旅行。
生徒は浮足立ってふわふわしますが、教員は心配や不安でそわそわおどおどします。正直、修学旅行の引率は大変なことが目に見えているので…行きたくありません。笑
生徒の予期せぬことが多々起こりますし、教員側にもミスが起こるしで、てんやわんやします。
私は海外(アメリカ・インドネシア)に2度・国内(京都・沖縄)2度修学旅行の引率を経験しています。
本日は、私が経験した国内の修学旅行についてお伝えします。引率する立場として注意すべきことやこれしておいたほうが良いということをお伝えします。
修学旅行の季節
全国的に修学旅行は季節に関係なく1年を通して実施されています。
地域や学年、修学旅行先によって時期が異なりますが、1番多い時期は10月〜12月と言われています。特に10月は暑すぎず寒すぎない気候ですので、生徒の体調面を鑑みて最も集中する時期です。2番目に多い5月〜6月もその理由となるでしょう。
私は日本の修学旅行(京都・沖縄)に2度引率していますが、両方10月に行きました。ちょうど良い気候だったため、特に体調を崩す生徒はいなかったように記憶しています。
国内引率時の重要な仕事
海外の修学旅行同様に、引率をする時の最も大切な教員の仕事は1つ、「安全に連れて行き無事に帰ってくること」でしょう。安全最優先であるということです。
しかし海外と違い、たとえ迷ったとしても言葉が通じますし、日本は他の国に比べて安全性が高いので国内の修学旅行に関しては実際のところ重要度はそこまで高くありません。
10月11月などの修学旅行繁忙期はどこに行っても他の学校の修学旅行と重なります。多くはありませんが、他校の生徒とトラブルを起こすことがありますので注意が必要です。
私が実際に経験したのが男女間トラブルでした。お互いに連絡先を交換して、夜会おうと約束をして泊まっていたホテルを抜け出そうとした生徒がいました。
宿泊先にて
国内の修学旅行で1番気を使うのは宿泊先内の生徒の行動です。
滞在中はホテルや旅館でしたので、一般のお客さんや他の修学旅行生がいることがほとんどでしょう。迷惑にならないように、点呼終了後の22時から24時頃まで教員が交代で巡回していました
。部屋を抜け出して他の部屋に行く生徒や宿泊先から外出する生徒が稀にいますので、そういった生徒の防止も含めての見回りです。
もうやってられん!!
修学旅行の事前指導
ロングホームルームや総合的学習の時間に事前指導を行なっていました。内容は日程の確認、自由時間の計画を立てる、場所調べなど、様々なことを行っていました。
海外の修学旅行同様に、国内の修学旅行の事前指導もかなり厳しく行いました。生徒が話を聞いていないや別の行動を取ると大きな問題に発展しますので、安全面をよく考えるとこれはマストだと思います。
国内の修学旅行の教員の服装
教員は移動時も旅行先の観光地を回る時もほとんどスーツでした。
学校によっては私服の学校もあると思いますが、修学旅行先で会った先生方はスーツの方が多かったですね。
気になる海外修学旅行の引率手当を大公開
学校によると思いますが、修学旅行は国内も海外も準備金と引率手当が貰えます。私の場合は国内の準備金は3万円でした。
引率手当は、国内が8000円程度だったと思います。公立学校は「学校職員の特殊勤務手当」で5100円と決められているみたいですが、私はずっと私立学校に勤めていますので少し高かったのかもしれません。
オススメ書籍
最後に
今日は「【中学校・高校】修学旅行の引率 〜国内編〜」をお伝えしました
24時間体制の修学旅行は教員の仕事の中でも1番体が疲弊します。とてもとても大変ですが、朝から夜まで、生徒と接する時間が長いため普段見ることができない面まで見れる良い機会ではないでしょうか。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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