こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「男子生徒の対応方法」を伝えます。
男子生徒は女子生徒よりも比較的、生徒指導は難しくはないと思います。
後腐れがありませんし、それ以降の関係も通常に戻ることが多いです。しかし、女子に比べて問題行動が多いため、指導の数は圧倒的に男子の方が多いでしょう。
飲酒喫煙、器物破損や万引きなどの大きな問題は年に数度出てきますし、それらが警察沙汰になることもあるのです。
今日は男子生徒の問題行動と対応方法をご紹介します。ぜひご覧ください!
問題行動
平成 29年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果(以下文科省HP参照)によると、問題行動件数(加害生徒数)は女子生徒より男子生徒の方が10倍以上多いということがわかりました。
問題行動例
- 対教師暴力
- 生徒間暴力
- 器物破損
問題行動件数(加害生徒数)
問題行動件数は圧倒的に男子生徒の方が多いです。
その他問題行動例
- 金銭トラブル
- 窃盗
- SNS
- 飲酒
- 喫煙
対応方法
「男子生徒は論理的に指導、女子生徒は感情的に指導」という言葉があります。
この言葉を鵜呑みにしてはいけません。
指導は人間対人間ですので、男子と女子で指導の方法を分けるのではなく生徒一人一人によって指導方法は分けた方が良いと思っています。
男子と女子は全然違うよね。
違いますね。それでは具体的に男子の指導方法を見ていきましょう。
男子は、建設的かつ論理的に話をして、納得するように話をすると効果があると思っています。
男子生徒を指導するときに、「なんでだよ」「わかんねえ」そんなことを聞いたことがないでしょうか。男子生徒は自分が納得しないと何事も従わない傾向にあります。
従って、理解させて指導を終えないともう1度起こしてしまう可能性があります。
しかし、人間ですから淡々と論理的に話をしてもダメなケースもあるでしょう。上から物事を言うのは筆者的にはあまり好きではありませんが、特にやんちゃな生徒に対しては教師と生徒という関係を保つためにも強く叱ることも大切だと思います。
この時は必ず「あなたのことを真剣に考えている」というニュアンスを込めて指導しないといけません。私の経験ではありますが、やんちゃな生徒に多いのは家族や教員、周囲の人間からの愛情不足が原因だと思います。大体が、家族と仲が悪かったり、過去に教師から白い目で見られたことがある生徒が多いと思います。
真剣さは伝わります。
最後に
今日は「【中学校・高校】男子生徒の対応方法」をお伝えしました。
女子生徒より指導は難しくはありませんが、指導の数は男子の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
聞き分けの良い生徒であればすぐに指導は終了しますが、やんちゃな生徒に限っては長期化する可能性もあります。それを食い止めるためにも上記の対応方法をぜひ参考にしてみてください。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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