こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】ドラゴン桜から学ぶ学級経営 〜名言と共に(第3話・第4話)〜」をお伝えします。
2021年4月〜6月にかけて放送された「ドラゴン桜(2021)」、多くの教育関係者が見ていたのではないでしょうか。
また、中高生にとってももしかしたらやる気スイッチを押すきっかけになったのではないかと思います。
さて今日は、実際の学校現場にも活用できるドラゴン桜に出てくる名言をお伝えしたいと思います。生徒指導や学級経営に使えるモノだと思いますのでぜひご活用ください。
それではご覧ください!
ドラゴン桜(テレビドラマ)とは
ドラゴン桜(テレビドラマ)は、三田紀房の漫画「ドラゴン桜」を原作に、元暴走族の弁護士が偏差値30台の高校生を1年で東京大学合格まで導くドラマです。
テレビドラマは「第1シーズン」と「第2シーズン」があります。
「第1シーズン」
「第1シーズン」は2005年7月〜9月に放送されていました。
主な出演者は以下の通りです。
弁護士役
桜木建二(さくらぎ けんじ):阿部寛
生徒役
矢島勇介(やじま ゆうすけ):山下智久
緒方英喜(おがた ひでき):小池徹平
小林麻紀(こばやし まき):サエコ
香坂よしの(こうさか よしの):新垣結衣
奥野一郎(おくの いちろう):中尾明慶
水野直美(みずの なおみ):長澤まさみ
第2シーズン
「第2シーズン」は2021年4月〜6月に放送されていました。
主な出演者は以下の通りです。
弁護士役
桜木建二(さくらぎ けんじ):阿部寛
水野直美(みずの なおみ):長澤まさみ
生徒役
瀬戸輝(せと あきら):高橋海人
早瀬菜緒(はやせ なお):南沙良
岩崎楓(いわさき かえで):平手友梨奈
天野晃一郎(あまの こういちろう):加藤清史郎
藤井遼(ふじい りょう):鈴鹿央士
小杉麻里(こすぎ まり):志田彩良
原健太(はら けんた):細田佳央太
名言から学ぶドラゴン桜
ドラゴン桜には多くの名言があります。
名言の中には教育関係者にとって相応しくない言葉も多々ありますが少し言葉を変えると学級経営や生徒指導に使えるものばかりです。
それでは見ていきましょう。
第3話
第3話中に出てくる名言をお伝えします。
桜木建二が勉強方法に関して専科の生徒前で言ったときのセリフ
バカ同士だから利点がある。自分よりほんの少しだけできるやつが相手だと自分にもできるはずだと脳が勝手に判断するんだよ。それに教える側も知識が整理されて曖昧な部分が明確になる。理解度が格段に上がるってわけだ。
・授業中の教え合いについて説明する時
・勉強方法を説明する時
水野直美が単語の覚え方を説明するときの桜木建二の補足のセリフ
どれだけ本質を考える力があるかどうかなんだ。
東大生はな、日常目にするもの全てに対して「なぜ?」を考え本質を見ようとする。お前たちがやるべきことは思考法を学ぶことだ。
・勉強する理由を説明する時
・勉強方法がわからない生徒に説明する時
藤井と東大専科の生徒が勝負する時に、問題を選定する時会議で言った理事長のセリフ
大山先生の問題は難解な知識ばかりを問うものが多い。でも人生で大事なのは知識の詰め込みじゃない。豊かな人生を送ることなの
・教員間の共通認識
・学級経営
東大専科の勝負に負けた藤井に対して言った桜木健二のセリフ
お前(藤井)の失点は誰かの助言さえあれば簡単に避けられたものばかりだ。東大ではよく多角的な視点を問う問題が出題される。それはつまりあらゆる立場にいる人間の気持ちが想像できる。そんな人間が欲しいという東大からのメッセージ。
・勉強する理由
・学級経営
藤井に対するヤジを飛ばしていた生徒3人に言った桜木健二のセリフ
どいつもこいつもバカばっかりだな。せいぜい笑っていればいい。そうやって人を叩くことでしか優越感に浸れねえバカどもがよ。
・冷やかし、からかい、いじめ
・SNSの使い方
理事長に言った桜木健二のセリフ
侮辱じゃない。親切です。
・生徒を強く叱り理由
ヤジを飛ばしていた生徒3人に廊下で言った桜木健二のセリフ
お前らがなんでバカなのか教えてやろうか。お前らがものを知らねえってことだ。教科書に載ってる知識のことじゃねえ。世の中の実態と仕組みを知らねえってことがバカなんだよ。お前ら世界が今どのような状況かわかるか。未曾有の危機だ。疫病、天災、それによる経済の麻痺、想像もしなかったことが次々と起きている。かつての常識はもう通用しない。
国はな、バカなままでいて欲しいんだ。それが本音なんだ。何にも疑問を持たず調べないままただひたすら制度に従い働き続け金を払い続ける国民であってほしい。それを別の言葉で言い換えると何になる。馬車馬だ。
世の中は平等だ。国民は自由だ。差別なんか1つもねえ。そう刷り込まれてきた。どんなに努力してもどんなに力を振り絞っても本質を見抜く力がなければ権力者と同じ土俵にすら立てねえんだよ。誰かのせい国のせい時代のせい他人を叩き批判して文句を言って何が変わる?ルールを作っている奴らはこの状況が美味しいからこういう仕組みにしてんだ。自分が関係ねえからと言っていたら一生騙されて高い金払わされ続けるぞ。搾取されるだけの人間になりたくなければ不満ばかり言う人生を送りたくなければ勉強しろ。
・勉強する理由
第4話
第4話中に出てくる名言をお伝えします。
学校に乗り込んできた保護者に桜木健二が言ったセリフ
世の中で何か異形をなし得る人間は必ずそうです。それがどんなに険しい道であろうと突き進もうとする意志をもっている。2人にはそれがある。
「受かるわけがない」、「また失敗する」と、つまり親が子供を信用していない。ではなぜ東大に落ちる前提で話をしているんですか?朝鮮を封じ込めようとするんですか?子供たちが持つ強い意志を壊すもの、それは親の否定です。10代の子供が親に相談するとほぼ全ての決断が否定で終わってしまう。
受験にとって1番の敵はどうせ受からないと言う先入観。それを1番植え付けるのは親ですから。
受験にとって重要なことは日常生活を大切にすること。とかく受験というと全ての時間を勉強に使わせたいと家庭を非日常空間に変えてしまう。子供は敏感ですから自分が家族に負担をかけていると罪意識を感じやがてそれが重圧に変わり受験を放棄することになりかねません。そう言った失敗をしないためにも家族の日常は変えないでください。
・保護者との会話・面談
最後に
今日は「【中学校・高校】ドラゴン桜から学ぶ学級経営 〜名言と共に(第3話・第4話)〜」をお伝えしました。
学級経営や生徒指導では”言葉”が大切になってきます。どんな言葉を生徒にかけるか180度変わる場合もあるでしょう。
それをドラマから学んで自分のものにすればいいのです。ぜひ参考にしてください。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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