こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【小学校・高校】私立学校の小高連携プロジェクト 〜英語授業実践例あり〜」についてお伝えします。
小学校と高校が連携するの?
そうです!連携してプロジェクトを行った実践例を紹介します!
最近学校種別間交流が盛んになり「幼高連携」「小高連携」「高大連携」などの言葉をよく耳にするようになりました。学校間の壁を取り払い、互いが連携して行うこのような活動は学校間の交流になるだけではなく児童・生徒に良い影響を及ぼすのではないでしょうか。
さて、今日は私が実際に5年ほど前に勤務校で立ち上げた「小高連携プロジェクト」をお伝えします。
✅小高連携と何か。
✅活動例
✅活動の裏事情
小高連携とは?
小学校と高校が教育的な連携・取り組みを行うことです。高校生と小学生が同じ活動をしたり、高校生が小学生に勉強やスポーツを教えたりする取り組みをしています。
他校の実践例を見ると「クラブ活動の交流」「体育の授業補助」「プログラミング授業」が挙げられていました。
実際の活動内容
私が勤務していた高校では「授業交流」を行いました。「高校生が小学生に英語を教える」という活動です。
小学校の英語専科の先生と相談し、社会の授業で国について勉強をしているということで「英語で国紹介と国当てゲーム」をすることにしました。
活動の流れ
高校での活動の流れをお伝えします。
- STEP1生徒募集
- STEP2国紹介のパワーポイント作成
- STEP3英語原稿作成
- STEP4国当てゲームの教材作成
- STEP5練習
授業内容
- 自己紹介
- 2人1組で国別ブースに座り、国の紹介
- 小学生は全てのブースに行く
- 全体で国当てゲーム
- 優勝者(グループ)表彰
高校生への効果
小学生も高校生も良い影響がありそうだね!
高校生にはとてもとても良かったです!
高校生への効果はとても大きかったです。
小学生に英語を教えたことがきっかけで「小学校で英語を教えたい」と進路の希望を抱く生徒が出てきました。実際に英語を勉強できて小学校の免許を取れる大学に進学しました。
帰属意識が高まり、授業や学校行事に積極的に参加してくれるようになったことが1番大きかったです。
活動の裏事情
「小高連携」の表事情は「児童生徒の学びのため」ですが裏事情は「入試広報」です。
小学生が高校生になる時に「あの時の高校生の授業楽しかったなあ。あそこの高校に行こう」と思ってくれるきっかけになればという狙いです。
5、6年前から根回ししている感じですかね。笑
オススメの本
最後に
今日は今日は「【小学校・高校】私立学校の小高連携プロジェクト 〜英語授業実践例あり〜」についてお伝えしました。
高校生と小学生が両方楽しむことができるWIN-WINの活動です。
私は当時、近隣の小学校に知り合いはいませんでしたので、電話しまくり興味を持ってくださった先生に出会い実現しました。
「知り合いがいないから…」もあると思いますが、電話をしてみると意外と乗ってくれる先生がいることがわかりました。ぜひ挑戦してみてください。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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