こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「月別学級経営 ~12月・1月編~」をお伝えします。
「月別学級経営 ~10月・11月編~」では10月の「学校行事」、「慣れがダレになる」「担任指導が”入る”時期」11月の「魔の11月」・「季節的な問題」の全5つカテゴリーでお伝えしました。過去記事は下にありますのでそちらも合わせてご覧ください。
それでは12月と1月の学級経営は何がカギになってくるのでしょうか。早速見ていきましょう。
12月はふわふわタイム突入です。
12月
「魔の11月」の余波
「魔の11月」に学級崩壊や大きな生徒指導案件となれば、12月も引き続き対応することになるでしょうか。例え問題が起きなかったとしても、今にも破裂しそうな風船状態であることがありますので油断はできません。風船に針を刺しそうな生徒がいれば、個別に呼び出して話をするのもありだと思います。
ゴールが見えている
12月は冬休み期間に入る月ですので、11月と違い生徒はゴールが見えています。先が見えている分、生徒は気持ちが楽です。
個別面談
私は12月の定期考査以降から個別面談をするようにしています。この面談の狙いは2つあります。
①進路活動の意識付け
②問題未然防止
「①進路活動の意識付け」は高校に限ってのことだと思いますが、科目選択について生徒と相談をします。基本的には生徒が履修したい科目を取れば良いのですが、生徒が行きたい大学が「数Ⅲを履修していること」という出願資格が記載されていれば数Ⅲを選択させなければいけません。大学のレベルが上がるほど気をつかなければ取り返しのつかないことに発展してしまいますよね。
「②問題未然防止」は、私の経験上12月の定期考査終了後からはふわふわタイムが始まります。「あとは冬休み待つだけだー」と生徒がふわふわする期間です。夏休み期間も多少ふわふわしますが、冬ほどではないと思っています。部活動が多少関係していると思っていますが、部活動は夏に大会があることが多いです。したがって、冬に大会が少ないことで部活動に気持ちが入らないこともこの時期の生徒の行動に影響しているかもしれません。いずれにせよ生徒指導問題が発生しやすいと思っています。
1月
新しい気持ち
年が変わったり年度が変わったりするタイミングは生徒の良い刺激になります。「今年から頑張ろう」「なんか始めてみよう」と新鮮な気持ちで学校に来ると思いますので、学級担任もポジティブな声かけで生徒の気持ちを後押ししましょう。
いつも通り
夏休み同様に、冬休み明けも教員はいつも通りで生徒と接して安心感を与える方が良いと思っています。もちろん新しい年ですので自ずとテンションが上がるのはわかりますが、テンションの高低は生徒は見破ります。初日のテンションを年度終わりまで維持できるブレない心の強さがあれば良い思いますが、学級担任にテンションの高低があれば生徒にも移ってしまいますよね。
基準の再確認
改めてクラスのルールを確認します。しかし、4月の学級開きから約7か月間、学級の生徒と一緒にいますので、いい加減指導が入っている頃だと思います。4月や5月のような目を光らせるほどではないと思いますのでそこまで労力をかけなくてもいいと思います。
最後に
今日は「月別学級経営 ~12月・1月編~」をお伝えしました。12月は「魔の11月の余波」「ゴールが見えている」「個別面談」、1月は「新しい気持ち」「いつも通り」「基準の再確認」の全6カテゴリーの内容でした。2020年11月16日にこの記事を書いていますが、今年度の学級経営も残り4ヶ月半となりました。皆さん頑張りましょうね!
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
あと4ヶ月半だ。。。
担任指導が入ってくる時期ですよね。
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