みなさんこんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】ロイロノートを使った文法用語や品詞理解パズルゲーム ~英語授業ネタ~」をお伝えします。
英語科教員のみなさん、あなたです!あなた!
第二言語学習において品詞や文法用語の理解はマストだと思いませんか????
It must be important, right????
素手で戦う飛影と剣を使う飛影ならどっちが強いですか。
個性のない緑谷出久とワンフォーオールを継承した緑谷出久はどっちが強いですか。
品詞や文法用語を理解しない(知らない)ということは素手で戦う・個性がないのと一緒です。
品詞や文法用語を理解することが武器になり、それを元に英語と戦っていけば強くなっていくと思います。
今日は、理解の入り口としてパズルゲームをお伝えします。
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見ていってねー!
高1の初回授業のおすすめは言葉の確認と品詞の見分け方です。
— 草食系高校教師✖️ブロガー✖️英語授業アクティビティクリエーター (@soushokuteacher) February 8, 2025
主語、目的語、補語、動詞、副詞、名詞、形容詞などです。
これをクリアにしないと授業をしていても生徒はポカーンとするだけだと思います。
初回とは言わず3回くらい取ってもお釣りがくるくらい大事な内容です。
導入時期
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まず初めに「導入時期」を見ていきましょう。
願わくば中学1年生から品詞や文法用語の理解や見分けができたら良いと思います。しかし、それは経験上・カリキュラム上・実態上難しいかもしれません。個人的に国語科との横断授業ができればいいと思いますが。。。
6ヵ年計画で英語教育ができる中高一貫校は中一で導入しているところもありますね。
公立→私立、公立→公立を想定してこの記事を書いていますが、高校1年生から導入するのが良いと思っています。
この活動は「から」というのが大切で、高校1年生だけで行うのではなく各学年継続的(断続的)な指導が必要だと思っています。
私は、1年生・2年生(持ち上がりなしの場合)では帯活動として継続的指導を導入し、3年生(持ち上がりなし)でも断続的に取り組むようにしています。
帯活動にするくらい大事なんですよねー。。
スパイクがない陸上選手が早く走れますかって感じです。
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それでは具体的な実践例を見ていきましょう!
実践例
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それでは「実践例」を見ていきましょう。
勤務校ではロイローノートを使っているので今回はロイロノートでお伝えします。
画像を見た方が早いと思うので早速見ていきましょう。
以下の画像は英語4大品詞を理解するために簡易的に作ったものです。(もうちょっとかっこいいレイアウトのやつは身バレ防止のため出していません。。。)
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このスライドを生徒に配布し、あとは指一本でゲーム感覚で分けていくだけです。
私は、生徒が今どれくらい理解しているかを知りたいので初回の活動では説明なしで取り組ませるようにしています。
終了した生徒から提出してもらい、どのくらい理解しているかを簡単に確認してから別のスライドやワークシートを使って説明するようにしています。
これを帯活動として1ヶ月くらい継続し、それ以降は断続的に理解度の確認をしています。
この1ヶ月の間には他の品詞(接続詞・前置詞・代名詞など)も導入し同様に活動をしています。
効果
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次に「効果」を見ていきましょう。
アンケートや統計を取ったりという具体的な文言や数字でフィードバックすることはできませんが、授業中に「so 形容詞/副詞 that」などと授業で言っても生徒にスッと入っている感じはありますし、何よりもいちいち「形容詞は、美しいや陽気なだぞー」みたいなことを言わなくなったのは授業にテンポやリズムができて良いと思っています。
また、帯活動にすることで品詞や言葉の理解が言語を学習する上で重要であることを知らせる一助になっていると思います。
授業を受けている側も「形容詞ってなんだ」と、用語の疑問というワンクッションがなくなるので授業を受けやすくなったのではないかと思います。
正直のところ、品詞の理解をしたから成績が劇的に向上したということはないと思います。しかし、品詞や用語の理解は、自学自習できる基礎作りに一役買ったと思っています。
読解・語法文法の参考書の解説には必ず文法用語が載っています。用語知識が無かったら読めないですし、理解なんかできません。
結局、授業だけで高校英語を理解することはできませんし受験対策をすることはできません。授業の役割の一つは自学自習の基礎を作ることだと思うのでこの活動はその1つの扱いだと思っています。
その瞬間に結果が出なくても先を見据えたら力になっていることもあるのです。
知らんけど。
オススメ書籍
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それでは「オススメ書籍」を見ていきましょう。
最後に
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今日は「【中学校・高校】ロイロノートを使った文法用語や品詞理解パズルゲーム ~英語授業ネタ~」をお伝えしました。
偏差値55以下くらいの生徒を想定してこの記事を書きました。
みなさんの授業ネタの1つになればとても嬉しいです。
品詞や用語の理解は技マシンと一緒です。「はねる」ではなく「はかいこうせん」を覚えさせましょう。
ぜひご活用ください。
本日は以上です。ありがとうございました。
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