【中学校・高校】Microsoft Teamsを活用した英語授業実践例 〜生徒間交流〜

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こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「【中学校・高校】Microsoft Teamsを活用した英語授業実践例 〜生徒間交流〜」をお伝えします。

脱力系教師
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実践例知りたい!

草食系教師
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せっかく導入された一人一台端末を有効に使いましょう!

様々なICT機器が学校現場に導入され、教室や授業の様子が10年前と比べて大きく変わりました。

教室には天吊りのプロジェクター、大型モニター、電子黒板、一人一台端末充電器などが導入されました。

また、授業では一人一台端末内で生徒間交流、資料作成、音声入力など、従来の「生徒が教員の話を聞く」スタイルではなくなってきています。

もちろん、チョーク&トークの授業をすることもありますが、1授業50分間そのような授業スタイルをとる先生も減ってきているのではないでしょうか。

さて、今日は英語科教員のみなさんの何かの気づきになればと思いこの記事を書きました。

最後までぜひご覧くださいませ。

実践例

 それでは実践例を見ていきましょう。

 今回はオンラインコラボレーションツールである「Microsoft Teams」を使って、オンライン上で課題を提出させ、生徒間交流をするものになります。

 LINEのようにやりとりができるため、実生活に合わせた形での実践です。

①授業内容

 内容は4つのステップで行っていました。

①課題提示
②課題提出
③課題に対して質問やコメントをする
④教員フィードバック

②課題内容

 それでは課題内容を見ていきましょう。

①エッセイ(ワードかPages提出)
②音読(音声提出)
③プレゼンテーション(動画提出)

脱力系教師
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音読やプレゼンは教員だけに提出すればいいんじゃないの?

草食系教師
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人(クラスメイト)の目は大事なんですよー!

 他の人に見られるとなると頑張る生徒がいますし、提出していない生徒が教員だけでなくクラスメイトにもバレてしまうので強制力も持たせることができます。

少しズルいかもしれませんが、人間心理をうまく利用しましょう。

③具体的な実践例

 それでは具体的な実践例を見ていきましょう。

 私は上記の「課題内容」の中で、主に①のエッセイを使用していましたのでそれを使った実践例をお伝えします。

 流れは以下の通りです。

①課題提示 
*週に3人〜5人のペースでエッセイの課題を提示する。(1週間ほど作成の時間を取り、日曜日の24時までとしていました)

②他の生徒は平日にエッセイを読み、感想や質問を金曜日の24時までにする。(授業冒頭5分間時間取り、帯活動として授業に導入したこともあります。)
*感想は一言禁止で、必ず2文〜3文以上としていました。また、質問をする生徒が限られるので、質問をする生徒を事前に決めていました。

③教員はエッセイにコメントする。 

④月曜日(週最初の授業)でエッセイ作成者は質問に答える。また、教員がフィードバックする。

*細かいルール設定は必須です。

 エッセイのテーマは、その時に授業で扱っている本文の内容を深掘りしたものとしていました。

 例えば、English CommunicationⅢ(CROWN)のLesson7で扱う「Being Bilingual」であれば、「バイリンガルの利点」や「今からバイリンガルになるための具体的な取り組み」などを題材としていました。

草食系教師
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これは、私がアメリカ留学中に受けた授業内容です!

 

授業(準備)で使える必須アイテム6選

①Apple Pencil(アップルペンシル)

 勤務校では全教員と全生徒がiPadを持っています。授業中や生徒の提出物に対してiPad上に何か書き込む場合が必ず出てくると思いますが、やはり純正品のアップルペンシルが1番です。

 私は「100円均一のタッチペン」「約5000円のタッチペン」「アップルペンシル」の3つを試しましたが、「アップルペンシル」は抜群です。他のタッチペンより少し値段は張りますが、ストレスや不具合が圧倒的に少ないです。

 授業中説明する場合に、タッチペンが反応しなかったり、書きにくかったりするとスムーズに進みませんよね。また、生徒の大量の提出物をオンライン上で添削する場合もストレスなく円滑に行うことができます。

 アップルペンシルは2種類ありますが、違いがありますので以下を参考にしていただければと思います。

      ペンの種類                       対応機種               
      Apple Pencil  iPad mini(第5世代)
 iPad(第6世代)
 iPad(第7世代)
 iPad(第8世代)
  iPad Air(第3世代)
iPad Pro 10.5
iPad Pro 9.7
  iPad Pro 12.9(第1/2世代)
    Apple Pencil(第2世代)iPad Pro 11(第2/1世代)
 iPad Pro 12.9(第4/3世代)

②APPLE Lightning DigitaL AVアダプタ

 iPhoneやiPadの画面をテレビやプロジェクターに有線で投映することができる機器です。これは個人的に購入し、とても重宝しています。別途HDMIケーブルが必要になりますが無線のApple TVとは違い、途切れることがありません。

 勤務校ではほとんどの先生が持っていますし、家電量販店に行っても売り切れの場合がありました。最近教育関係者に購入することが多いそうです。

自宅でテレビに接続して、YouTubeを見れたり大画面でゲームもすることができます!

③Apple TV

 iPhoneやiPadの画面をテレビやプロジェクターに無線(Bluetooth接続)で投映することができる機器です。NetflixやApple oneなどのサブスクをApple TV経由で映し出すことができます。

④Smart Keyboard

 iPad純正の無線(Bluetooth接続)キーボードです。私は「ケース付き約3000円の無線キーボード」「Smart Keyboard」を使いましたが、後者が圧倒的にストレスフリーで使えます。

 Bluetoothの接続がスムーズであることとキーボードの押しやすさと反応が通常のパソコンと特に変わりません。iPadの機種によってキーボードが変わりますのでご注意ください。

⑤プロジェクター

 大型テレビがない場合はプロジェクターが必要になると思います。授業で使える中型〜大型サイズのものでお手頃な値段で扱いやすいものはEPSON ホームプロジェクター dreamio EB-W05がおすすめです。

 1番の特徴は設定が簡単であることです。天吊りプロジェクター(天井に吊るしてあるもの)であれば常に教室に固定されているので画面の向きや台形補正(左右上下の比率を合わせること)をしなくても構いません。しかし、持ち運びや移動が必要なタイプは毎回設定が必要になります。

 通常のプロジェクターは、台形補正をするときに何度もボタンを押して「設定→アスペクト比→横◯◯%→縦◯◯%→角度◯◯%」を細かく設定しなければいけません。しかし、このプロジェクターはプロジェクター本体の表面にスライド式のボタンが付いており、左右に動かすだけでどの角度からも綺麗な長方形を作ることができます。

動作がそんなにうるさくないので自宅ではホームシアターとして使えますよ!

⑥黒板用のスクリーン

 プロジェクターの映像を映し出すためにはスクリーンが必要になります。このスクリーンは黒板専用のマグネットタイプのものです。

 貼り付け方が簡単で、黒板に貼り付ける位置を決めてあとは引っ張り出せば1人で簡単に設置することができます。黒板のサイズを確認してくださいね!

最後に

 今日は「【中学校・高校】Microsoft Teamsを活用した英語授業実践例 〜生徒間交流〜」をお伝えしました。

 ライティングとリーディングの絶対量を増やしたいという思いからこの活動を行いました。書く・読む量は自信にもつながりますし、ある程度強制力があった方が良いと思っています。

 本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。

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