こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】学校のALT事情 〜連携方法と授業プラン〜」をお伝えします。
昨今、「英語教育」や「グローバル教育」などの「世界に目を向けた教育」に力を入れている学校が非常に増えています。
どこの学校のホームページに行っても「世界に通用する人材を育てる」や「生きた英語学習」など、様々なキャッチコピーで学校紹介をしています。
このような教育を実現させるためには英語ネイティブの先生方は貴重な存在です。
しかし、きちんと連携をしなければTT(チームティーチング)の場合、グダグダな授業になってしまいます。
私も失敗経験がたくさんあります。
学校のALT事情
学校のALTの採用は3種類あります。それぞれ見ていきましょう。
JETプログラム
ALT(Assistant Learning Teacher)の先生の大半は*JETプログラムにより来日し、教育委員会が勤務校を決定し配置されます。
事前に審査されていることや教育に興味のあるALTが多いですので、優秀な方が多いと思います。
正式名称:The Japan Exchange and Teaching Program で主に英語を母国語とする大学卒業者を日本に招き、外国語指導助手(ALT)・国際交流員(CIR)・スポーツ国際交流員(SEA)の3職種に分かれ仕事をするプログラムです。
直接採用
私立学校では、直接採用することがあります。
ホームページや私学の採用ページに求人を載せて募集し、採用するという流れです。教育に従事している方が少ない印象です。
人材派遣会社
これも私立学校特有だと思いますが、人材派遣会社を通して採用をすることがあります。教育に従事し英語を教えてきた経験者が多く、非常に優秀な方が多いです。
ALTは時間にルーズであったり、勤務態度にムラがあったりする人がこれまで多かったのですが、人材派遣会社を通してのALTは真面目でしっかりしている人が多いと思います。
しかし、コストがかなりかかり、人材派遣会社への支払いは管理職の年収以上あります。
ここだけの話、準ネイティブで1人1年1000万ですよ。。。
連携手段
週1のミーティング
週に1回授業プランの相談をします。
ALTの先生は非常勤である人が多いので、基本的に授業の時間しか来ません。したがって、すぐに終わるように授業プラン(以下参照)を渡し、説明をして終わる場合があります。
メール・LINE
長期休み明け最初の授業や祝日で、授業がなくなった場合の次の授業は、打ち合わせができないことがあるので、メールやLINEで相談をします。
事前に授業プランを送っておきます。
授業プラン
授業プランは、ALTと相談するときに使う資料になります。
以下が例になります。
オススメ書籍
最後に
今日は「【中学校・高校】学校のALT事情 〜連携方法と授業プラン〜」をお伝えしました。
皆さんの学校のALTはいかがでしょうか。今までに10名ほどのALTと授業をしてきましたが、気分にムラのある方が多い気がします。
だからこそ、私は報告連絡相談は簡単に済ませてしまうのかもしれません。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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