こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】卒業式当日の流れと学級担任がすること 〜卒業記念品は?〜」をお伝えします。
「卒業式」は教員としてのやりがいを最も感じる仕事の1つではないでしょうか。
最初の卒業生の時は式中ずっと泣いてましたよ…
今思い出しても泣けてくるよ。
指導してきた生徒が巣立って行く安堵感や喪失感、いろんな感情が混じりとても感動する瞬間です。
そんな卒業式の日にどのようなことをするのでしょうか。見ていきましょう。
卒業式当日
卒業式当日は朝からとてもバタバタするので、時間がありません。
- 朝礼
- 卒業式
- 終礼
朝礼では、
- 出席確認
- 服装頭髪検査
- 制服に胸花(コサージュ)
- 荷物整理整頓
- 卒業式の流れの最終確認
30分程度でこれらを終わらせます。
卒業式後は教室に戻り、最後のホームルームです。卒業証書の筒・学年通信・コサージュなど配布物や回収物がありますし、保護者が来校していることや学年全体写真を撮ることがあるので、そんなに時間がないのです!
担任からの最後のメッセージ
「良いことを言おう!」「響くことを言いたい」と気合が入ると失敗します。
私は最初に持った卒業生の時に盛大に失敗しました。笑
保護者がいると緊張するよね。
教員の技量を試されている気がしてかなり緊張しました。。
ここで話す内容は、生徒向けと保護者向けの2つがあります。
生徒向け
話す内容はその先生によってもちろん違いますが、その先生の生徒に対する思いや卒業後からどのようになって欲しいかというところだと思います。
話をしない先生もいますので、その先生のキャラクターにもよりますよね。
私は定番の「万事塞翁が馬」という話と私の学級経営方針であった「思いやり」の話をしました。
生徒にとっては最後のホームルームですので、くさくなっても熱い想いは伝えましょう!
保護者向け
まずは保護者への”ご卒業おめでとうございます”という言葉からスタートでしょうか。
そして、「保護者の皆様のご協力…なんちゃらこんちゃら」と保護者への感謝を伝えます。
その後は、どのような思いで生徒と向き合ってきたとかどのように成長してきたのかという話をするのが一般的でしょう。
保護者との信頼関係が築けているかでも話の内容が変わる気がします。
生徒へのプレゼント?
「学級担任として生徒に何か最後に残したい!」という先生も少なくはないでしょう。
学校記念品を含めて、私が初めて高3の担任をした時のやりすぎたプレゼントを紹介します。
DVDのプレゼント
学年全員とクラス全員にオリジナルDVDを作成しました。
以前勤めた高校は、教員全員がカメラを持つほど熱心な人が多く、3年間の生徒の写真がたくさんありました。
その素材を使って、「思い出DVD」を作成しました。
DVDだけでなく、ちゃんとしたDVDのジャケットも作りました。トータル20〜30時間はかかったでしょうか。笑
もちろん校長、学年教員に根回しした上での配布でした。
やりすぎじゃない?
今考えるとやりすぎだったかもしれません。。。最初の卒業生は最初で最後なので気合入ってしまいました。。。
その学校では、毎年学年の生徒にDVDをプレゼントすることがお約束みたいになっていたので、作成しました。
1人ずつに手紙
学級の生徒1人1人に手紙を書きました。
卒業式に全員と話をすることができないと思っていたので、伝えたいことは手紙にしようと書きました。
学年の担任団も賛同してくれたので、足並みを揃えてすることができました。
担任団全員、前日の22時まで手紙を書いていました。笑
卒業記念品
学校からの卒業記念品です。
学校の名前入りの印鑑やペンが定石だと思いますが、最近では様々な卒業記念品が出ています。「時代だなあ」と思う品もあります。
オススメ書籍
最後に
今日は「【中学校・高校】卒業式当日の流れと学級担任がすること 〜卒業記念品は?〜」ををお伝えしました。
生徒にとっては最初で最後です。教員が多少仕掛けを用意することは大切だと思っています。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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