こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「授業中の笑いがもたらす効果」をお伝えします。

授業中の笑い…いる?

時に必要ですよ!楽しいものじゃないと継続できない生徒はたくさんいます!
しかし、いくら優しくわかりやすい授業をしていても、共通して言えることは授業には笑いが必要だと言うことです。先生のキャラクターや学校の雰囲気によるものがありますが、教育には笑いが必要だと思っています。
授業の雰囲気
みなさんの授業はどのような雰囲気ですか?
・軍隊のようなガチガチの授業
・教室に蝶が舞っているような穏やかな授業
・くまモンのようなゆるキャラがしているようなゆるい授業
・芸人がしているような面白い授業
教員の数だけ授業の雰囲気は違うものです。それぞれの先生が持つ雰囲気やキャラクターによってさまざまな授業が展開されています。
笑いのある授業をするには
①笑い話をする
自分の失敗談や経験に基づいた話をすると盛り上がります。
私は自分の経験に基づいた「雑談リスト」を作って、雰囲気を変えたい時にそこから授業に関連しそうなネタを引っ張り出して話をするようにしています。笑
わざとボケる
「教員はエンターテイナーや役者になれ」と言われることがありますが時には「芸人」にもなります。
「なんか雰囲気変えたいなあ」と思った時に私がしていたことは以下のような掛け合いです。答えを言う生徒の声が聞き取りにくい場合、「え?◯◯?」絶対言わないであろう単語を言うと生徒は笑います。

生徒A、3番の答えはなんでしょう。

水が◎△$♪×¥○&%#?!

え?味噌おでん?
楽しみながら授業をする
教員が楽しそうに授業をすると生徒も楽しそうに授業を受けてくれます。
口角を上げてとにかく「笑顔」で授業をするように心がけています。しかし、マスクをつけて授業をしているコロナ禍の今(2021年2月現在)は表情では伝えられませんので笑うときはあえて肩を揺らして笑うようにしています。肩で笑うんですよ!肩で!笑
生徒をいじる
「生徒をいじる」ことが1番盛り上がるでしょうか。
おそらく生徒は「生徒とコミュニケーションを取る教員が好き」なんだと思います。しかし、これは高等技術だと思います。
「いじられても嫌だと感じない生徒を見分けること」と「嫌味のない面白いいじりをしなければいけないことが必要になります。

これは難しいよーーーー!
笑いがもたらす効果
生徒に安心感を与える
誰もが経験したことがあると思いますが笑いが起きると人との距離感が縮まります。大人同士でも距離感を縮める材料になりますので生徒と笑いの共有があればそれはもう起爆剤になります。
人間心理として、親しい人と物理的な距離が近いほうが安心しますよね。友達が近くにいるのと他人が近くにいるのとは安心感や緊張感が違いますよね。
距離を詰めすぎると授業が成り立たなくなってしまうので気を付けましょう。
信頼を築くことができる
生徒との信頼関係を築くことができます。生徒は単純で「おもしろい先生や楽しい授業をする先生は信頼できる」みたいです。流行りの言葉を使うと、「おもしろい先生しか勝たん」でしょうか。
しかし、これはとても大切で、信頼されることは授業をスムーズに行えることに直結します。授業に対してとても協力的になりますし、教員の多少のミスも寛容になってくれます。
したがって、研究授業で見られるのは実は授業内容というよりも生徒との信頼関係なのではないかと最近思っています。
最後に
今日は「授業中の笑いがもたらす効果」をお伝えしました。
こうやって笑いに関して書いている私がそんなに笑いを起こすことができていませんが笑いがハマっているときのクラスや授業はやはりいつもより「生徒に入っている」感じがありますし、定期考査の結果に出ます。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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