【中学校・高校】授業中の”笑い”がもたらす効果  〜教科担任による楽しい授業づくり〜

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こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「【中学校・高校】授業中の”笑い”がもたらす効果  〜教科担任による楽しい授業づくり〜」をお伝えします。

脱力系教師
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授業中の笑い…いる?

草食系教師
草食系教師

笑いによって雰囲気を変えたり、生徒との信頼関係を作れたりしますよ!

“わかりやすい授業”が生徒と信頼関係を作るために最も大切なことです。

しかし、わかりやすい授業だけを続けてもなかなか集中力がもたなかったり、授業がマンネリ化してしまったりします。

そんな時に”笑い”の力を借りるのはどうでしょう。

“笑い”がもたらす効果は偉大です。

授業中の雰囲気

 それでは「授業中の雰囲気」を見ていきましょう。

 みなさんの授業はどのような雰囲気ですか?以下に当てはまるものはありますか?

・軍隊のようなガチガチの授業

・教室に蝶が舞っているような穏やかな授業

・くまモンのようなゆるキャラが授業をしているようなゆるい授業

・芸人がしているような面白い授業

 私はどれも素敵だと思います。

 それぞれの先生が持つ雰囲気やキャラクターによってさまざまな授業があるのは当たり前ですし、どの雰囲気でも授業が成り立てばいいのです。

 ただ、「環境が人を変える」という言葉があるように、授業内の雰囲気は良くも悪くも生徒を変えることになります。

 今から恐ろしいことを言いますね。教員の皆さん以下の条件でいつも通りの授業できますか?

・梅雨の季節(ジメジメ+季節の変わり目)
・部活の大会が近づく
・体育後
・6(7)時間目
・水曜日or木曜日
・授業冒頭の小テスト後

 絶望的な授業時間ですよね。

 こんな時間には少しの”笑い”は必要だと私は思います。

草食系教師
草食系教師

それでは「笑いのある授業にするには」を見ていきましょう!

笑いのある授業をするには

 それでは「笑いのある授業にするには」を見ていきましょう。

①笑い話をする

 1つ目は「笑い話をする」です。

 鉄板中の鉄板です。もんじゃ焼きで言うところの明太餅チーズみたいなもんです。

 自分の失敗談や経験に基づいた話をすると笑いを誘うことができます。

 私は自分の経験に基づいた「雑談リスト」を作って、雰囲気を変えたい時にそこから授業に関連しそうなネタを引っ張り出して話をするようにしています。笑

②わざとボケる

 2つ目は「わざとボケる」です。

 「教員はエンターテイナーや役者になれ」と言われることがありますが時には「芸人」にもなります。

 「なんか雰囲気変えたいなあ」と思った時に私がしていたことは以下のような掛け合いです。答えを言う生徒の声が聞き取りにくい場合、「え?◯◯?」と絶対言わないであろう単語を言うと生徒は笑います。

草食系教師
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田中さん、3番の答えはなんでしょう。

田中
田中

◎△$♪×¥○&%#?!

草食系教師
草食系教師

え?味噌おでん?

 この一連のやり取りはなかなか笑いを誘うことができます。

こういったことをするときは必ずその生徒のことを知ってからにしましょう。

③楽しみながら授業をする

 3つ目は「楽しみながら授業をする」です。

 教員が楽しそうに授業をすると生徒も楽しそうに授業を受けてくれることがあります。

 口角を上げてとにかく「笑顔」で授業をするように心がけています。

 しかし、マスクをつけて授業をしているコロナ禍の今(2021年2月現在)は表情では伝えられませんので笑うときはあえて肩を揺らして笑うようにしています。

 肩で笑うんですよ!肩で!笑

④生徒をいじる

 最後は「生徒をいじる」です。

 教員が生徒をいじって笑いを取ることです。

 これは…高等技術だと思います。できる先生はできるしできない先生はできません。

 はっきり言って…私はできません。笑 

 これが難しいのは、「いじられても嫌だと感じない生徒を見分けること」と「嫌味のない面白いいじりをしなければいけないことです。

 いじられた生徒が不快に感じたらアウトですし、それを聞いていた周りがよく思わなかったらアウトです。そのさじ加減がとても難しいです。

草食系教師
草食系教師

これは難しいよーーーー!

「いじり」が「いじめ」の始まりとも言われますので、気をつけなければいけませんね!

笑いがもたらす効果

 それでは「笑いがもたらす効果」を見ていきましょう。

①生徒に安心感を与える

 1つ目は「生徒に安心感を与える」です。

 誰もが経験したことがあると思いますが笑いが起きると人と人の心の距離が縮まります。大人同士でも距離感を縮める材料になりますので生徒と笑いの共有があればそれはもう心の距離感を縮める起爆剤になります。

 笑いによって「距離感を縮める=親しみのある教員=安心感」という構図が出来上がると思います。

距離を詰めすぎると授業が成り立たなくなってしまうので気を付けましょう。

②信頼関係を築くことができる

 2つ目は「信頼関係を築くことができる」です。

 生徒は単純で「おもしろい先生や楽しい授業をする先生は信頼できる」みたいです。

 しかし、これはとても大切で、信頼されることは授業をスムーズに行えたり、生徒指導内容がすぐに入ったりすることに直結します。

 さらに、授業に対してとても協力的になりますし、教員の多少のミスも寛容になってくれます。

 授業中の”笑い”だけではありませんが、笑いが起こる(起こす)ことで得られるものはたくさんあると思います。

オススメ書籍

最後に

 今日は「【中学校・高校】授業中の”笑い”がもたらす効果  〜教科担任による楽しい授業づくり〜」をお伝えしました。

 こうやって笑いに関して書いている私がそんなに笑いを起こすことができていませんが、笑いがハマっているときの学級や授業はやはりいつもより「生徒に入っている」感じがありますし、定期考査の結果に出ます。

 本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。

 

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