【中学校・高校】平凡な教師（教員）の平日１日のスケジュール　始業から退勤まで

こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「【中学校・高校】教師（教員）の１日のスケジュール　始業から退勤まで」をお伝えします。

「教員って労働時間が長いし、土日休みないしブラックなんでしょ？」とよく聞かれますが、みなさんだったらどう答えますか。

　

　今日は高校教員の１日のタイムスケジュールをお伝えします。是非参考にしてください。

基本情報

　以下にスケジュールを「スケジュール職員会議なし」と「スケジュール職員会議あり」で載せていますが、これは一般的なものです。授業終了時間や生徒の完全下校時間は学校によって違います。

　授業時間が７時間目まである進学校や部活動が指定強化部や強豪校である場合はもっと勤務時間が長くなるでしょう。

　

スケジュール（職員会議なし)

　職員会議がない日ですので、通常日程の日のスケジュールです。

スケジュール（職員会議あり・部活指導なし)

　基本的に職員会議がある日は部活動の活動はありません。教員がいない時に事件事故が起こると監督責任が問われるためです。

　しかし、これは学校によるところが多く、部活動に力を入れているところが構わず活動しているところが多いです。

早く帰れるかは…

　早く帰れるかどうかは職員室の雰囲気、授業時間数と部活動によるところが大きいと思います。

職員室の雰囲気

　教職員間で「早く帰ろう」という雰囲気があれば帰りやすいです。対照的に、「長く勤務した人が偉い」風潮があれば、特に若者は帰りにくいと思います。

　

授業時間数

　授業時間数は、１週間に授業する時数のことです。

　学校によって教員１人１人が持つ授業時間数は全然違います。上限がある学校もあれば教員によって大きな差があるところもあります。

　以前Twitterでアンケートを取ったところ、高校教員で「２８」という方がいました。週５日６時間授業で授業時間数が３０ですので、そのうちの２８時間は授業をしていることになります。

　私がこれまでに持った授業時間数は、以下のような感じです。

勤務年数	授業時間数
１年目	１８時間
２年目	２０時間
３年目	２０時間
４年目	２５時間
５年目	１８時間
６年目	２０時間
７年目	１８時間
８年目	１６時間
９年目	１８時間
１０年目	１６時間
平均	１８．９

　

　授業時間数が少なければ、空き時間に授業準備、分掌などの業務を行うことができ、部活指導終了とともに退勤できます。

部活動

　担当する部活動によって退勤時間は変わることがあるのです。

　基本的に全生徒の下校時間が設けられていますが、部活動によってはお構いなしに活動しているところがあります。最高で２２：００まで活動をしている某甲子園常連校の話を聞いたことがあります。

　みなさん、あそこですよ、あそこ！

最後に

　今日は「高校教師の平日１日のスケジュール」をお伝えしました。

　人対人の職業ですので、１秒先に何が起こるかわかりません。

　突然の生徒対応が入ることだって多々あります。教員をしてから、いかに時間が大切かを学んだ気がします。

　本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。