【中学校・高校】学級担任に必要な裏スキル4選 〜現場で本当に必要な能力とは?

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こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「【中学校・高校】学級担任に必要な裏スキル4選 〜現場で本当に必要な能力とは?」をお伝えします。

「学級担任に必要な力」と検索すると、「生徒指導力」「統率力」「人間関係構築力」などがよく出てきますよね。

どれも間違いなく必要で、私自身も強く共感しています。

しかし、現場で働いているとこう思うことがあります。

「それだけでは回らない」

今日はそんな、“教科書やネットにはあまり書かれていないけど、現場では確実に必要な裏スキル”に焦点を当ててお話しします。

学校現場にいる先生であれば、きっとどこかで「あるある」と感じてもらえるはずです。

資質と能力の違い

教員採用試験でよく聞かれる質問に、

「教員に必要な資質とは何ですか?」

というものがあります。

ここで少し立ち止まって考えたいのが、「資質」と「能力」の違いです。

資質:生まれつき備わっているもの(気質・性格)
能力:経験や環境によって後天的に伸ばせるもの

つまり、「資質は土台、能力は武器」みたいなところがあります。

 教員として求められるものの多くは間違いなく「能力」であり、後から伸ばせる

ということです。

「自分には向いていないかも…」と思っている人も、環境と努力次第でいくらでも変われると思います。

今の学校がダメなら他の学校に移ってみたらいいんです!

学級担任に必要な裏スキル4選

 それでは裏スキル4選を見ていきましょう。

①孤独に耐える力

 学級担任は、チーム担任制ではなければ基本的に「1人」です。

 寂しいですよねー。属人化が怖いですよねー・

 もちろん副担任や学年団はいますが、日々の細かい判断や生徒との関係づくりは、最終的に担任に委ねられます。

例えば…

  • クラスでトラブルが起きたとき
  • 指導がうまくいかなかったとき
  • 保護者対応で板挟みになったとき

最前線に立つのは、いつも担任です。

そして時には、

  • 「学級が落ち着かないのは担任のせい」
  • 「担任の指導が甘い」

と評価されることもあります。

ここで私が大切なマインドセットだと思うのが

「嫌われてもOK☆」です。

嫌われる勇気です。

生徒指導をしていく中で、全員に好かれることは絶対にありません。全生徒が担任のこと大好き好き好きというのはドラマの中だけです。


むしろ、本気で向き合うほど、一定数には必ず嫌われます。

でもそこで、

  • 嫌われたくない → 指導が甘くなる
  • 距離を取られるのが怖い → 見て見ぬふりをする

となってしまうと、クラスは確実に崩れていきます。

壊れる時は早いですよ。

ギャル生徒のフリック入力くらい早いですよー。

大切なのはこの視点です。

「今の評価」ではなく「数年後の成長」

「今は理解されなくてもいい。卒業後に思い出してくれればいい。」

くらいのモチベーションでいいと思います。

これが「孤独に耐える力」だと感じています。

②気持ちのコントロール力

 「いつもの◯◯先生」でいることが学級安定には何よりも大事。

 生きていると忙しい日もあれば体調が悪い日もあるし、プライベートで何かあった日もあります。

 そんな時にも元気がない・苛立っているといった生徒が感じるほどの変化の印象を与えていてはいけないと思います。

 正直、感情はアメリカ大統領選挙時の米ドルくらい気持ちが乱高下していますが、南アフリカランドくらい安定した心を持つ努力が必要です。

 教員は感情労働なので感情がよく動きます。

 イラっとくることがあります。いいえ、よくあります。いいえ、頻繁にあります。

 それを抑えて大人として理性を持って接することが大事。

 私は気持ちのコントロールがとても下手です。昔はよく「顔に出てるよ」と生徒に言われたものです。

 個人的な対処法は、ずーーーーーーっと60%程度のモチベーションでいくことです。100%も80%も常時出力していたら疲れます。6時間目になったらガス欠です。

 そうすると、疲れから気持ちにムラができてしまい、それが生徒に間接的に伝わってしまい、不信感につながります。

 「いつもの自分」でいるために、個人的に60%を心がけています。

③言語化力

 中学生や高校生は「ちゃんとしなさい!」「ダメでしょ!」と注意しても納得しません。

  • なぜ叱るのか
  • なぜこのルールがあるのか
  • なぜ今それがダメなのか

 これらを納得させるように言語化していく能力が必要でしょう。

 これは叱る時だけではなく、全ての物事でです。

 例えば、身体測定がある。教室移動は静かに速やかに喋らない

 なんで静かに?なんで速やかに?なんで喋らないで?と伝えた方が個人的にはいいと思っています。

 日本語は察する文化があるので少ない言葉で説明しがちですが、中高生は説明しないと分かりません。

 しつこいくらいがちょうどいいのです。

④距離感のセンス(力)

 生徒との距離感を間違えると学級経営がうまくいかない傾向にあると思います。

 「友達先生」も「赤の他人先生」も学級経営にはあまり良くありません。

 あくまでも極端な例ですが、

  • 近すぎ → なめられる
  • 遠すぎ → 信頼されない

 成り立つことが多いでしょう。

 特に前者は、若い先生に本当に多い。

 生徒が教員のことをあだ名で「◯◯ちゃん」「◯◯っち」はよく見聞きします。

 いいんです。親しみがあって。ありっちゃありなんです。

 何が好ましくないというと、その関係を壊したくないからいざ注意すべき時にできないことなんです。そして、生徒は注意されたことでその先生のことが嫌になって逆に先生に攻撃することなんです。

 「◯◯ちゃん」「◯◯っち」と言う生徒はクラスでも影響力が強い方でしょう。影響力の強い生徒が担任を嫌うとそれが広がっていくんですよ。

 そしていつの間にか担任の言うことなんか聞かなくなるのです。

 そうなったら学級崩壊はおしまいdeath。。。

オススメ書籍

最後に

 今日は「【中学校・高校】学級担任に必要な裏スキル4選 〜現場で本当に必要な能力とは?」をお伝えしました。

 あまりネットにもAIに聞いても出てこない内容だったかと思います。

 しかし現場の先生にはあるあるだったのではないでしょうか。

 学級担任はしんどい。でも卒業式を迎えるとしんどさが飛んでいく。

 一種の麻薬みたいなものと錯覚して学級担任をしています。

 それではまた会いましょう!See you soon!

 

 

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