みなさんこんにちは。
草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】ChatGPTを使った長期休み明けに活用できるスピーキング活動2選」をお伝えします。
みなさん、夏休みや冬休み後の活動に悩んではいないでしょうか。
「休み中にあった内容の英作文かなー」「休み中にあったことを英語で話してみようかー」といった具合に考える教員が少なくはないとおもいます。
ライティングやスピーキングのアウトプット系の活動が手っ取り早いですが、結局のところアウトプット系の活動が学期中にその一回のみになることが多いと思います。
今日紹介するのは、持続可能かつ短時間でできる自分ごとをアウトプットする活動になります。

それではみてねー!
活動①
それでは活動①を見ていきましょう。
タイトルは「Emoji Speaking」です。
絵文字を使って休み中にあった1日を紹介する活動です。
早速例を見ていきましょう。
〜例〜
🏖🍧📷😁
I went to the beach with my friends on August 1st. I had some strawberry shaved ice there, and we took some photos. It was so much fun.
ご覧のように、休み期間中の1日を絵文字にしてそれを使って英作文やスピーキングをする活動になります。
- 教員は活動説明をし、例を示す。
- 生徒は絵文字に沿った英文を4文作成する。
- 生徒は絵文字だけを見て英文を言えるようにする。
- 生徒は個人練習→ペア発表→全体(グループ)発表
この活動は短時間でできる持続可能な活動です。ウォームアップ活動としても使えるでしょう。
以上、「Emoji Speaking」でした。
活動②
それでは2つ目を見ていきましょう。
タイトルは「Four-Frame Comic Speaking」です。
今回はChatGPTを使った活動になります。
活動①のように、4文を作り4コマ漫画を作る(作ってもらう)活動になります。
以下が例になります。

4文を作り、ChatGPTに「この4文で4コマ漫画を作って」と指示を出したら簡単に作ってくれます。今回は文字を入れましたが、活動①のように漫画を見るだけで英文をアウトプットして欲しいので文字入れはなしで作る方が良いかもしれません。
- 教員は活動説明をし、例を示す。
- 生徒は英文を4文作成する。
- 生徒はChatGPTで4コマ漫画を作成する
- 生徒は絵文字だけを見て英文を言えるようにする。
- 生徒は個人練習→ペア発表→全体(グループ)発表
「夏休みにあったことを英語で文章にしてみよう」「英語で話してみよう」と簡単な指示で授業が成り立ち、生徒が一生懸命になれるのであればそれかまわないと思います。
しかし、私が想定している生徒層は「英語が得意ではなく、英語の勉強のモチベーションが低い」です。
何か「楽しい」「面白そう」の仕掛けがなければ動かない生徒です。
実際にこの活動を何度かしましたが、いつもより興味を持ち活動していた記憶があります。そんな生徒層に対する活動として一人一台端末を使った英語のアウトプット活動にご活用ください。
オススメ書籍
最後に
今日は「【中学校・高校】ChatGPTを使った長期休み明けに活用できるスピーキング活動2選」をお伝えしました。
個人的には「Emoji Speaking」が時間もかからず授業のウォームアップ活動として取り入れやすいと思います。
ChatGPTを使った活動は革新的ですが、画像生成に時間がかかるので時間が間延びしてしまうことがあります。
ぜひ、英語科教員の皆さんの授業の引き出しとしてお使いいただければと思います。
今日は以上です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
コメント