みなさんこんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】Colloquial English 〜英語の口語表現を使った探究学習〜」をお伝えします。
日本では馴染みがない「Colloquial English」。
日本の中学校や高校で取り入れている教員は少ないかもしれません。
私は留学した時に、実際に受けていた授業で、自分自身1番成長を感じられたものの1つです。
私はこの授業を広めたいと思い、学校の独自科目として作っていただき、選択科目として3年間授業を担当していました。
近くの地域や他県の教員が授業見学しに来られていたので、身バレ防止のために書きませんでしたが今回温めていたものを放出したいと思います。笑
英語スピーキングはこれが1番伸びると思っています!本当は教えたくない!
Colloquial Englishとは?
Colloquial Englishは「口語英語」のことです。
After you!
What’s up? etc…
このような会話の中で使う表現を聞いたことがありますよね。
こういったものを口語英語と言います。日本語で言うところの喋り言葉みたいなところです。
授業方法
教員と生徒の視点からお伝えします。
教員
教員は基本的にファシリテーターです。
することとしては
・口語英語の意味の確認
・使い方の確認
・音の確認
・状況設定(文の数・使う口語表現の数)
・机間巡視
*口語英語は、教科書に載っている場面ごとに分けられた1セクション10ほどあるものを使います。
以上だけです。
あとは、生徒主体で活動していきます。
生徒
生徒はとても活動量が多いです。
・口語英語の意味の理解
・使い方の理解
・音の理解
・スキット作成
・発表
この中ではスキット作成がとても大変です。
教員が教えた口語表現を使って、1つのストーリーを自分たちで作らなければいけません。そして、作成したスキットを使って発表します。学校設定科目で少人数の授業でしたので発表を動画提出ではなく、前に出て暗記した状態で発表するスタイルにしました。
最後の方は、スキット本来の意味である寸劇を心がけ、演技も入れるようにしました。
口語英語例
口語英語は簡単な表現から難しい表現まで実際に使われているものを使いました。
例え教科書に載っていたものだとしてもネイティブにとっては使わない表現もあるので、毎回必ずネイティブに確認してもらっていました。
- What’s up?
- I didn’t hear you.
- Could you speak up, please?
- Hope to see you again.
- Are you serious?
一例ですが、このような表現を使っていました。
オススメ教材
最後に
今日は「【中学校・高校】Colloquial English 〜英語の口語表現を使った探究学習〜」をお伝えしました。
スピーキング能力を主に伸ばす活動ですが、英作文やリスニング能力を伸ばすことにもつながります。
ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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